No.7 免疫電顕法による受容体局在の解析


 グルタミン酸受容体およびGABA受容体について、ラット脳における電子顕微鏡的局在を、特にシナプスとの位置関係に注目して観察する実習。
 動物の固定から切片の作製、免疫反応、電顕標本作製までをコンパクトにまとめて行うと同時に、既に作製済みのpreembedding, postembedding, freeze fracture replica labelingの各方法による電子顕微鏡用標本を観察し、電顕写真の解釈と異なる方法の利点、欠点について簡単に学ぶ。特に受容体のサブタイプによって、興奮性や抑制性シナプスとの空間的関係が異なっていることを電顕観察を通じて実感していただく。

 

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