No.8 脳磁図(magnetoencephalography, MEG)を用いて、ヒトの脳機能を計測する


 脳磁図はmm単位の空間分解能とmsec単位の時間分解能を有している。全く非侵襲的であり、また脳の生理学的活動を記録する点が特徴であり、PETやfMRIとは異なる優位性を持っている。
 実習では、脳磁図検査の基本を学ぶとともに、聴覚、視覚、体性感覚などの刺激に対する脳内の活動部位を実際に計測する。また言語認知や顔認知のような高次脳機能に関する脳活動も計測する。参加者が被験者あるいは験者となって、脳磁図検査の実際を学ぶことにこのコースの特徴がある。

 

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