生理学研究所研究会
極限環境適応 2022

2022年度の研究会は終了しました。2023年度の研究会はこちら

代表者: 金尚宏(名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所・生命農学研究科)

所内対応者: 榎木亮介(生理学研究所・バイオフォトニクス研究部門)

企画立案: 金尚宏、 杉拓磨、 榎木亮介


後援:生命創成探究センター(ExCELLS)


会期: 2022年 11月10日(木)13時半頃 ~ 2022年11月 11日 (金) 12時頃

会場: 自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター HP 地図

※コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、ハイブリッドやオンラインに移行する場合がございます。

参加申し込み期間: 2022年 10月 12日 ~ 10月27日(旅費/宿泊費希望者)

参加申し込み期間: 2022年 10月 12日 ~ 11月 4日(旅費/宿泊費希望なし)

※岡崎3機関所属の方は当日参加を受け付けます。

11月8日 要旨集をメールで送付いたしました。

about

研究会の概要

地球上に生命が誕生して以来、生命はダイナミックな環境変動に適応して進化を遂げ、 幾度の氷河期や気候変動などの極限環境をも乗り越えてきた。 例えば生命は昼夜の明暗や温度の変化、年間を通して起きる季節変動など、 環境変化を予期して行動する生物時計の仕組みを獲得し、さらに寒冷や飢餓のような 生命の存続 が脅かされるような極限環境では、休眠や冬眠にみられるような 能動的に低体温や低代謝状態を発動して危機を乗り切る。
本研究会では、生命の極限環境への適応戦略に焦点を当て、 冬眠・休眠・生物時計・ 体温調節・ホルモン分泌・代謝・睡眠覚醒などの恒常性メカニズムから、 極限環境への適応メカニズムについて議論する。研究会では、分子・細胞・ 組織・個体・集団などの様々な階層を対象とし、動物や植物など生物種を超えた共通原理や進化についても議論したい。

program

プログラム

極限研究会2022 プログラム(11/8(火)更新)

※要旨集は、参加登録をされた方にメールで送付いたしました。(11/8(火))

届いていない方は、事務局(kyokugen2022-office_at_nips.ac.jp)までお問い合わせください。

講演予定者


講演予定者(敬称略、順不同) 所属
杉拓磨 広島大学
柿澤茂行 産業技術総合研究所
田中冴 慶應/ExCELLS
吉村崇 名古屋大学ITbM
乘本裕明 北海道大学 医学研究院
村⽥和義 ExCELLS/生理研
金尚宏 名古屋大学ITbM
榎木亮介 ExCELLS/生理研
豊田正嗣 埼玉大学
五十嵐龍治 量子科学技術研究開発機構
高橋徹 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
中垣俊之 北海道大学 電子科学研究所

プログラム


11月10日(木) 内容 講演者
13:25~13:30 開会の挨拶 榎木、金
13:30~14:00 動物の極限環境適応戦略の理解と4Dイメージング技術開発 杉拓磨
14:00~14:30 極微小・極微量の生命計測を実現するダイヤモンド量子センサー技術 五十嵐龍治
14:30~15:00 原生生物のジオラマ行動力学 ~野外環境での行動を探る~ 中垣俊之
15:00~15:30 休憩
15:30~16:00 最少ゲノム細菌(ミニマルセル)を用いた生命機能の解析 柿澤茂行
16:00~16:30 光るクマムシで読み解く無水生命機構の謎 田中冴
16:30~17:00 巨大ウイルスの構造にみる物質と生命の境界 村⽥和義
17:00~17:30 休憩
17:30~18:00 オジギソウの虫害防御運動を誘発する Ca2+/電気シグナル 豊田正嗣
18:00~18:30 リズムの無い細胞から紐解く概日時計の成立条件 金尚宏
11月11日(金)       
9:00~ 9:30 爬虫類睡眠時神経活動の極限環境適応 乘本裕明
9:30~10:00 クサフグが大潮に一斉集団産卵する仕組み 吉村崇
10:00~10:30 休憩
10:30~11:00 改変型 GPCR オプシンによる冬眠様状態の光遺伝学的誘導 高橋徹
11:00~11:30 極低温環境下における概日リズム発振機構 榎木亮介
11:30~11:35 閉会の挨拶、連絡 榎木、金

Notice

参加する際の注意事項

【開催方法について】

  • 今回は、現地開催を予定しています(10/12現在)。
  • 会場では、換気、消毒、密接回避などの感染対策を実施いたします。

【会場について】

  • 会場:岡崎コンファレンスセンター 案内図
  • eduroamが利用できます。また、来訪者用WiFi(岡崎ゲストアカウント)もご利用頂けます。
  • 希望者は、ロッジ宿泊が可能です(1泊2,600円)。宿泊可能人数を超えた場合には、ご連絡いたします。
  • ロッジ宿泊以外の方は、ご自身でホテルの予約をお願いします。 宿泊案内/生理研HP
  • 近くにATM、飲食店、コンビニはありません。岡崎コンファレンスセンターに自販機があります。

  • 不明点がありましたら、所内対応者の榎木亮介 (enoki(a)nips.ac.jp) まで、お問い合わせください。

registration

参加登録

【個人情報の取り扱いについて】をお読み頂き、下記の「参加登録フォーム」へお進みください。

研究グループ単位ではなく、参加者個人でお申込みください。

参加登録フォーム

参加申し込み期間: 2022年 10月 12日 ~ 11月 4日

※旅費/宿泊費のサポートを希望される方は10月27日(金)までにお申込みください。

※岡崎3機関所属の方は当日参加を受け付けます。

【個人情報の取り扱いについて】

  1. 収集の目的
  2. 本サイトで収集する個人情報は、本研究会の運営に利用させていただきます。

  3. 情報の共有範囲
  4. 本サイトで収集する個人情報は、原則として本研究会の事務局内でのみ情報共有します。ただし、次回の生理研研究会長及び事務局への参加者名簿の引継等、生理研研究会の運営上必要で有り且つ 提供先が信頼できると事務局が判断した場合、当該提供先に開示・提供を行います。

  5. 情報の開示に関する免責事項
  6. 本サイトで収集する個人情報は、原則として、登録された方の同意無しに第三者へ情報開示いたしません。 ただし、裁判所等から法律に基づき要請を受けた場合には、情報を開示させていただくことがあります。

  7. 情報の使用
  8. 本サイトで収集する個人情報は下記に使用いたします。

    • 研究会参加者名簿の作成
    • 研究会参加者への連絡用MLの作成と運用
    • 各研究会参加者への事務連絡用の連絡先
    • 予稿集/報告集の送付先 (予稿集/報告書には発表者の氏名と所属先を記載します)
    • 研究会ウェブページ上で公開するプログラム (プログラムには発表者の氏名と所属先を記載します)
    • 研究所としての実績の報告
  9. 情報の管理
    • 本サイトで収集する個人情報は、自然科学研究機構個人情報保護規程及び情報セキュリティポリシーに基づいて管理いたします。
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