終了しました
【2022年度終了】シグナル伝達のライブイメージングと光操作(選べる2日間&2日間)
日程 | 2023年2月9日(木)~2月10日(金) 2023年2月16日(木)~2月17日(金)※前半または後半のみの参加OK |
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場所 | 自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38) |
受講料 | 1日25,000円 |
お問い合わせ | 生理学研究所 研究力強化戦略室 産学連携担当 |
概要
前半(2月9日~10日)
海馬スライスの作製と遺伝子導入、および2光子蛍光顕微鏡や蛍光寿命イメージング法についての基本的な知識の習得を目指した実習を行います。2光子顕微鏡法は生体組織深部のイメージングに適しており、高空間分解能での蛍光観察や局所的な細胞刺激を可能にする手法です。さらに2光子顕微鏡を発展させたものとして2光子蛍光寿命イメージング顕微鏡があります。この顕微鏡を用いることによって、組織深部の細胞内の分子活性化や分子間相互作用を観察することができるため、細胞のいつ、どこで、どのような分子が働いているのかといった情報を知ることが可能になります。
後半(2月16日~17日)
マウスを用いて、生きた大脳皮質の微細構造を2光子顕微鏡で観察するために必要なopen skull法の習得、神経細胞・ミクログリアの形態イメージング、覚醒下での大脳皮質カルシウムイメージング、ホログラフィック顕微鏡を用いた多細胞活動操作を供覧いたします。
お勧めする対象
- 2光子顕微鏡を用いた研究の導入を検討している方
- 2光子顕微鏡の活用できる研究領域を探索したい方
習得できる技術
- 2光子顕微鏡を用いた生体脳の多細胞同時観察(形態・活動)技術と活動操作技術(後半の2日間)