[In Japanese]

生理研研究会「第3回 力学系の視点からの脳・神経回路の理解」

Date:2021.12.03 ~2021.12.04     
Registration period:2021.11.24

研究会の概要

 単一ニューロンやシナプスなどのミクロなスケールから全脳レベルの大域的回路に至るあらゆる階層において観測することができる非線形力学的な特性は、脳が実現する様々な機能を実現するメカニズムと密接な関係があると明らかにされるようになってきた。また最近では、こうした動的特性が、各階層内だけでなく、階層を跨って相互に作用していることにも注目が集まりつつあり、ネットワーク結合力学系としての脳神経ダイナミクスそのもの、および、脳機能におけるその機能的意義の理解を得ることが必要であると期待されている。本研究会では、このような特性に着目した実験的研究、データ解析、理論モデルなどの関連した研究の活発な議論の場となることを期待する。

代表者

北野 勝則(立命館大学 情報理工学部)

所内対応者

北城 圭一(生理学研究所 システム脳科学研究領域 神経ダイナミクス研究部門)

世話人

岡崎 由香(生理学研究所 システム脳科学研究領域 神経ダイナミクス研究部門)

連絡先

ndconf@nips.ac.jpまでお問い合わせください。

日時

2021年12月3日(金) ~ 12月4日(土)

場所

オンライン(Zoom・Remo開催)

参加費など

無料

ポスター演題の締め切り

ポスター受付を終了しました。

参加申し込み

参加申し込みを終了しました。

使用言語

日本語です。

プログラム・抄録集

プログラム(PDF)

情報交換会・ポスターセッション

オンライン開催に伴い今回はオンライン会議ツールRemoのホワイトボード機能を使ったヴァーチャルポスターセッション&情報交換会を実施いたします。
Remoマニュアル(PDF)
Remoポスター用マニュアル(PDF)

スピーカー・プログラム

12月3日(金)
13:00~13:30 受付(Zoom)
13:30~13:40 開会のあいさつ
13:40~14:30 濱口 航介(京都大学) 力学系としての意思決定過程
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:30 島田 尚(東京大学) 構成要素が入れ替わり続けるネットワークの頑健性について
15:30〜15:40 休憩
15:40〜16:30 磯村 拓哉(理化学研究所) 神経回路ダイナミクスと変分ベイズ推論の数学的等価性と今後の展開
16:30〜16:40 休憩
16:40〜17:30 高橋 宏知(東京大学) 脳を物理リザバーとして考える
17:30〜17:40 諸連絡・ポスターセッション・Remoの使い方について
17:40〜19:40 情報交換会・ポスターセッション(Remo)
17:40〜18:00:ポスター準備
18:00〜18:30:ポスター奇数番
18:30〜19:00:ポスター偶数番
12月4日(土)
8:30〜9:00 受付(Zoom)
9:00〜9:50 多賀 厳太郎(東京大学) データ駆動型力学系を用いた自発運動の個性検出
9:50〜10:00 休憩
10:00〜10:50 唐木田 亮(産業技術総合研究所) 統計神経力学による深層学習の解析
10:50〜11:00 休憩
11:00〜11:50 高安 伶奈(東京大学) 腸内細菌に見られる法則性と時系列ダイナミクス
11:50〜12:00 閉会のあいさつ