中村　敏和／NAKAMURA, Toshikazu

私は、分子性電気伝導体および磁性体の電子物性を専門とし、主に電子スピン共鳴（ESR）、固体広幅核磁気共鳴（NMR）、SQUID型磁束計を用いてその詳細を解析しています。
最近では、分子科学研究所のパルス・多周波ESR装置を用いた量子ビットのデコヒーレンス研究や、生体関連物質の構造計測研究にも注力しています。

加えて、スピン生命科学コアに設置された「生体計測技術開発ユニット スピン電子機能分野」を主宰し、国内外の研究者との共同研究を積極的に推進しています。