研究者・設備紹介

矢木 真穂/YAGI-UTSUMI, Maho

研究者の紹介

私は、溶液および固体の核磁気共鳴(NMR)法を駆使し、タンパク質の構造や分子間相互作用の解析に取り組んでいます。特に、神経変性疾患に関与するアミロイド形成タンパク質に着目し、その構造変化や集合機構の解明を進めています。

また、主に800 MHz溶液NMR装置を活用した共同利用研究を積極的に推進し、複雑な生体分子の動的挙動に迫るとともに、分子レベルでの疾患理解の深化に貢献しています。NMRを基盤とした生体分子計測技術の高度化にも注力し、国内外の研究者との連携を通じて、学際的な研究展開を図っています。

研究キーワード

核磁気共鳴法  構造生物学  タンパク質科学  分子集合  アミロイド
生体分子計測技術