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15. 霊長類を対象としたシステム神経科学実験入門

認知行動発達機構研究部門 (則武 厚)

   現地開催が中止となった場合にはこのコースは開催されません。
内容  ヒトに近縁な霊長類は、高次脳機能の研究や臨床応用などの観点から、優れた実験動物である。しかしながら、研究にあたって必要な技術は多岐にわたり、それらの技術を包括的に学習する機会が少ないのが現状である。本コースは、覚醒下のマカクザルを対象とした電気生理学的実験に必要な技術を一通り体験・習得する機会を提供することを目的とする。具体的には、サルのトレーニング、行動課題制御に必要な電子回路の作製と制御、神経活動の計測とデータ解析、脳切片の作製と染色について手順の理解や習得を目標に実習をおこなう。サルを用いた実験の経験はないが、今後おこないたいと考えている人、または実際にサルを用いた実験を開始して1~2年程度の、経験の浅い人を主な対象とする。
集合日時 8月 2日(火) 9:00
集合場所 生理研(明大寺地区) 認知行動発達機構研究部門
持ち物 ・ノートPC(データ解析用)
・筆記用具
・上履
連絡事項 ・実験動物への感染予防のため、
 1) 結核に罹患してないこと
 2) 麻疹(はしか)抗体が陽性であること(あるいは1年以内に麻疹ワクチンを接種したこと)を証明する診断書あるいは検査結果(コピー可)が必要です。受講時に提出してください。
・実習初日に、自己紹介(現在の研究内容など)を10分程度行っていただきますので、PowerPointファイルをご持参ください。

動物実験教育訓練(オンライン)の受講が必要です。

スケジュール
8月 2日(火)
受講生自己紹介、生理・解剖・プログラミング実習
8月 3日(水)
生理・解剖・プログラミング実習
8月 4日(木)
生理・解剖・プログラミング実習
8月 5日(金)
午前 生理・解剖・プログラミング実習
午後 受講生発表(3 pmまでに終了予定)

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