大学院生募集 !!!

久保義弘

 我々の研究室では、種々の生体の機能、特に神経細胞の働きの、分子・細胞生理学的理解を深めること、そして、その研究を進めるための電気生理学、光学生理学、分子生物学等の種々の手法を駆使できるようにすることを、最初の具体的な教育目標としています。この知識や研究手法の習得は、研究者の礎として重要なものですが、それ以上に大切なことがあります。何だと思いますか?

 それは、自分の頭で考え自分の手を動かして研究するという創造的な生活の 「大変さ」 と 「喜び」 を実感することです。 大変さと喜びの両方を知ることがとても大切だと思います。
 たとえ、経験豊かな先輩に手取り足取り面倒を見てもらって、順調に研究がまとめられたとしても、自分で困難を乗り越えていく力が育たなくては研究者として巣立っていくことはできません。自分自身の研究なんだという気概を持って、「課題の発掘(何がわかるとおもしろいか)」 と 「問題の解決(何をやればそれを明らかにできるか)」 に本気で取り組み、苦しみつつ困難を乗り越えていく経験を積むことこそが成長につながると考えています。月並みですが、つまづかないようにするのではなく、ころんでもなんとかできる力を育むのが、研究者教育だと思っています。
 そして、苦しんだ末に、些細なことでも 「うまくいった!」 という体験をすることができればその喜びはひとしおです。自分でいろいろ考えて、自分の手を動かして、何かを成し遂げた時の喜びは、とてもすがすがしいものです。それをどんどん積み上げて、大きくても小さくても自分色の花を咲かせることができたら、その後、たとえ新しい方法論にシフトしようとも、生命科学の他の分野に移ろうとも、きっと同じように花を咲かせることができると思うのです。

 このような考えに基づいて、我々の研究室では、大学院生とはいえ、ただ単に 「学ぶ」 だけではなく、できるだけ早い時期から自分自身が中心的原動力となって進めていく課題を持てるようにしています。その際、研究室内の先輩は、いつでも後輩を学問的にサポートする頼りになる存在でありたいと願い、また、新入生には、研究室に新しい学問的彩りをもたらしてほしいと期待しています。我々の研究室の特徴として、(僕自身のことはよくわからないけど) 実力があり面倒見のいい先輩たちと、がんばりやの後輩たちが、いい雰囲気を作っていて、とても仲がいいことが挙げられます。これは、僕自身が、メンバーに感謝しつつ、誇りに思っていることです。

 研究室に新しい彩りをもたらしてくれる大学院生の参加を、求めています。 関心を持って下さった方は、ぜひご連絡下さい。研究内容について、もう少し詳しくご説明させていただきます。


連絡先 :
久保義弘
1. 自然科学研究機構・生理学研究所・神経機能素子研究部門
2. 総合研究大学院大学・生命科学研究科・生理科学専攻
〒 444-8585 愛知県岡崎市明大寺町西郷中38
Phone: 0564-55-7831
Fax: 0564-55-7834
Email: ykubo@nips.ac.jp


※なお、入試日程等の詳細については、生理学研究所ホームページの中の大学院生募集要項をご覧下さい。

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LastUpdate:20140510