生理研研究会「第5回 力学系の視点からの脳・神経回路の理解」
開催日:2023年06月29日
~2023年06月30日
参加登録の締め切り:2023年06月19日
研究会の概要
システムとしての非線形力学系の理解は、数学、物理学、工学、脳科学など、基礎・応用問わず広い分野に おいて重要視されている。脳科学においては、神経細胞レベルのミクロなスケールから、全脳に渡るマクロなスケールまで、様々な階層における脳活動ダイナミクスを非線形力学系の観点から理解する研究がなされている。機能的結合解析をはじめ、多くの生理学研究により、脳領域間あるいは神経細胞間における繋がりや構造的変化が様々な脳機能との関わりがあることが明らかになっており、ネットワーク結合力学系としての脳神経ダイナミクスの定量的理解が、脳情報処理機構を解明する上で必要不可欠である。本研究会が、生理学と数理科学の関連研究の橋渡しとなり、システムとしての脳を理解するための活発な議論の場となることを期待する。過年度では、理論系の講演が多かったため、実験系の講演を取り入れ、理論・実験のより融合的な場になることを目指す。
日時
2023年6月29日(木) ~ 6月30日(金)
場所
ハイブリッド(生理学研究所1階 大会議室・Zoom)
代表者
北野 勝則(立命館大学 情報理工学部)
所内対応者
北城 圭一(生理学研究所 システム脳科学研究領域 神経ダイナミクス研究部門)
世話人
岡崎 由香(生理学研究所 システム脳科学研究領域 神経ダイナミクス研究部門)
連絡先
ndconf@nips.ac.jpまでお問い合わせください。
参加費など
・Zoomオンラインでの参加費は無料。
・情報交換会の参加費は学生 1,500円、学生以外 3,500円です。(別途、茶菓代500円いただきます)
・情報交換会に参加しないオンサイトの参加者は、茶菓代500円のみいただきます。
・上記は当日、受付でお支払いください。
ポスター演題の締め切り
ポスター受付を終了しました。
ポスターについて
ポスターボードのサイズは横90cm × 縦120cm です。
ポスター言語は英語、日本語どちらでもかまいません。
参加登録
参加申し込みを終了しました。
使用言語
日本語です。
プログラム・抄録集
準備中
スピーカー・プログラム
6月29日(木)
13:00- | 受付(ロビー・Zoom)ポスター掲示 | |
13:30-13:40 | 開会の挨拶 | |
13:40-14:30 | 金沢星慶 (東京大学) | 発達初期における感覚運動情報構造の自己組織化 |
14:30-14:40 | 休憩 | |
14:40-15:30 | 大須理英子(早稲田大学) | 協調課題における脳-脳インタラクション |
15:30-15:40 | 休憩・写真撮影 | |
15:40-16:30 | 田中康裕(玉川大学) | 多細胞神経活動記録による神経ダイナミクスの探求 |
16:30-16:40 | 休憩 | |
16:40-17:30 | 水関健司(大阪公立大学) | 海馬台における情報表現と神経多様体 |
17:30-17:40 | 諸連絡 | |
17:40-18:30 | ポスターセッション(コアタイム) | |
18:30-20:00 | 情報交換会 |
6月30日(金)
8:30- | 受付(ロビー・Zoom) | |
8:30-9:00 | ポスターセッション(コアタイムなし) | |
9:00-9:50 | 木津川尚史(立命館大学) | リズムによる運動チャンク形成と線条体神経細胞によるリズムパラメタの表現 |
9:50-10:00 | 休憩 | |
10:00-10:50 | 松木彩星(北海道大学) | ヒルベルト変換法の拡張による振動データから位相復元 |
10:50-11:00 | 休憩 | |
11:00-11:50 | 佐藤洋輔(昭和大学) | 脳波マルチスケールエントロピー解析を用いたてんかん病変部・ネットワーク可視化 |
11:50-12:00 | 閉会の挨拶 |