大学院入学や特別共同利用研究員として共同研究を
お考えの方へ

バックグランドは問いません! やる気のある大学院生や研究生を募集しています!

 生命の多種多様な現象を理解するためには、分子から行動に至る生体機能の様々な様相を解明しなければなりません。神経系においては特定の分子が個々の細胞の活動に影響を与え、その細胞の活動が神経回路網に影響を与え、その回路網が個体の行動に影響を与えます。

 神経シグナル研究部門では、ニューロン間の情報伝達メカニズム、特に神経回路の働きに主眼をおいて、分子・細胞から行動レベルの研究を統合的に行っています。研究手法としてニューロンの電気信号を記録するパッチクランプ法やイメージング法に加え、分子生物学的、免疫組織学的および行動薬理学的手法などを用いています。自然発症の遺伝子変異もしくは遺伝子改変動物やてんかんや慢性疼痛モデル動物なども対象とし、行動の異常の成因となる神経回路の可変性を様々なレベルで明らかにしています。さらに、コンピュータを用いた計算論的なアプローチも導入しています。海外や国内の研究室、製薬会社などとの共同研究も行っています。


現在の研究テーマ
てんかんとCaチャネル 痛みと痒みの研究 小脳とシナプスの研究 神経活動における タンパク質リン酸化

新しい研究テーマも
歓迎します


在籍した大学院生や研究員の進路
Salk研究所博士研究員、東京理科大学助教、Iowa大学博士研究員、理化学研究所ユニットリーダー、生理学研究所研究員、九州大学医学部整形外科、信州大学医学部麻酔蘇生科、Dept Anesthesia, Beth Israel Deaconness Medical Center 研究員、University of Maryland博士研究員、東京女子医科大学医学部、助教
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