池中先生からのメッセージ

Prof. Ikenaka

分子神経生理部門はどのような研究室か

分子神経生理部門は様々な分野の研究者がいます。研究者を出身学部別に見ると、工学部5名、理学部4名、医学部3名、農学部1名、薬学部1名となっています。研究分野的に見ても分子生物学、細胞生物学、形態学のプロが全員揃っていますし、神経内科、精神科の臨床医がいて脳・神経系の病態を研究する体制も整っています。さらに特筆すべきは同じ大学・学部出身者がほとんどいないことで、外国からの大学院生も2人います。このようなヘテロな集団が形成される理由は、生理学研究所がどこの大学の学部にも繋がっていないからです。今所属する大学からさらに発展を求めて他の大学院に進学を考えている方にとっては大学閥のない過ごしやすい環境です。

このような研究環境のもと、新たな研究テーマ、研究分野の開拓を目指して、古い概念にとらわれない研究を目指しています。

また、飲み会や行事の多いのも特徴です。春のお花見からはじまり、新歓コンパ、夏の遠足、忘年会、学位取得祝いの会の定例会の他に、研究室を去る人、来る人がいれば随時飲み会です。テニスは月一回みんなで楽しんでいますし、テニスやスキーのできる研究会の開催にも積極的です。