行動・代謝分子解析センター 感覚生理解析室

<学生大募集!>

曽我部グループでは、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)をモデルとし、環境刺激受容と応答のメカニズム解明に取り組んでいます。さらに、昆虫の感覚や神経機能を標的にした次世代の害虫防除ストラテジーの開発も進めています。
これらのテーマに興味を持ち、神経科学と感覚生物学を嗜好するアクティブな大学院生を探しています。まずは、お気軽に曽我部隆彰( )までご連絡ください。
・大学院説明会:年に2回(4月と9月)に開催。
 <生理学研究所オープンキャンパス>
・体験入学:随時。研究室での実験や生活を体験できます。
 <体験入学プログラム>

<共同研究大募集!>

生理研ならびに生命創成探究センターでは、全国からの共同研究を受け入れる体制が整っています。様々な最先端機器だけでなく、旅費や宿泊のサポートも可能です。
曽我部グループでは、ショウジョウバエを使った行動解析や、イオンチャネルを対象としたパッチクランプやイメージングなど、幅広い実験技術を保有しています。興味のある方は、まずはお気軽に曽我部隆彰( )までご連絡を。
 <生理研 共同利用研究>
 <生命創成探究センター 共同利用概要>

お知らせ

-告知-
講演会「人の感覚、ハエの感覚 ~生物はどうやって世界を感じているのか~」を開催します。
場所:生命の海科学館(〒443-0034 蒲郡市港町17-17)
日時:2025年11月3日(月曜日・祝日) 14時~15時
小中学生から大人まで楽しめる内容です。
以下のウェブサイトにて10月2日より予約受付開始です(参加無料、科学館入場は有料)。
https://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/20251103.html


2025/9/6
キヤノン財団 第4回講演会「生物たちの驚きのサバイバル戦略」において昆虫の持つ感覚やそれを応用した技術について一般向けにオンライン講演を行いました。ヒトや植物の感覚研究者とのパネルディスカッションでは、感覚研究の幅広さと大切さ、これからの発展性を実感しました。
https://jp.foundation.canon/news/topics/index.html
2025/6/12~9/8
Xi'an Jiaotong - Liverpool University(中国)から学部生を体験入学で受け入れて、 行動実験やチャネル機能解析のお手伝いをしてもらいました。
2025/8/21~8/22
岡崎カンファレンスセンターにて「第1回温度生物研究会2025」の開催を担当しました。
全国から50名超の参加者が集まり、温度と生命現象の関わりについて熱く語り合いました。
2025/8/1
ローカルラジオ局エフエムEGAOに出演し、一般視聴者向けに研究内容や研究者としての横顔を紹介しました。
8月中の金曜日は毎週午前7:15~7:45に放送されます。初回は8月1日(金)です。
収録内容はYoutubeでも公開中です。
https://youtu.be/fs1KyEv7Sds?si=7hTpsqP0m-CzTni8
2025/7
感覚機能における昆虫のTRPチャネルやその他の受容体の役割についてまとめた著書を執筆しました。
TRPチャネル発見の歴史から2025年現在に至る最新の知見まで全て網羅しています。
感覚やTRPチャネルについて一から学びたい方に特にお勧めの内容です。
12月頃に「Comprehensive Molecular Insect Science, 2nd Edition」の1章として印刷・オンライン版の両方で出版される予定です。
https://doi.org/10.1016/B978-0-323-95424-2.00013-3
2025/7/24
生理研で開催された岡崎市内の小中学校教員向けのセミナーにおいて、「感覚機能を知る・考える」というテーマで感覚機能の講義やグループワーク、ハエを使った研究紹介を実施しました。
2025/6/13
「第1回温度生物研究会2025」(2025年8月21日(木)~22日(金))を開催いたします。
参加・演題登録〆切:2025年7月18日(金)
詳細は<研究会HP>をご覧ください。
2025/5/31-6/12
NIPS Internship 2025に採択されたバングラデシュの学生を体験入学生として受け入れました。
2025/5/29
第15回Ion Channel Modulation Symposium (ICMS2025)の招待講演において、最近の研究成果を発表しました。
https://youtu.be/OlJuN_W0FNw?si=6MXeJ8kmmWDBgI0e
2025/5/29
私達が「bishu(避暑)」と名付けた脂質代謝酵素が温度受容体を発現調節するメカニズムを発表しました。
「Monoacylglycerol acyltransferase maintains ionotropic receptor expression for cool temperature sensing and avoidance in Drosophila」
Deng X.et al. Commun. Biol.
doi: 10.1038/s42003-025-08154-0
2025/4/1
メンバーに異動がありました。
2025/02/04-02/07
生理学研究所・社会連携トレーニングコースにおいて「パッチクランプ法を用いた温度感受性TRPチャネル解析」の講習と実習を実施しました。
2025/01/21
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する新技術説明会において、企業関係者に向けてFront Mol Neurosci誌で発表した技術を紹介しました。
2024/12/30
昆虫のTRPチャネルをターゲットにした新たな忌避剤の開発に関するレビューが掲載されました。
「TRP チャネルを標的とした昆虫忌避剤の可能性」.
佐藤翔馬, 曽我部隆彰. 昆虫と自然
2024/12/26
GPCRを介した新しい温度受容メカニズムに関する総説を発表しました
「Thermosensory Roles of G Protein-Coupled Receptors and Other Cellular Factors in Animals」
Ohnishi K.et al. BioEssays
doi: 10.1002/bies.202400233
2024/04/01
研究室を立ち上げました
旧サイトは<こちら