生理研研究会2021
「行動の多様性を支える神経基盤とその動作様式の解明」
本研究会の趣旨
齧歯類を対象とした神経回路研究が世界中で、大変な勢いで進んでいます。新しい実験技術が次々と開発され、それを用いた巧みな実験によって、私達の脳神経回路に対する理解は、従来にない解像度で深化しています。しかし、齧歯類は一つのモデル動物種に過ぎません。神経科学の究極の目標がヒトの精神機能の理解にあるとすれば、齧歯類の脳を理解するだけで満足してはいけないはずです。今後、霊長類などよりヒトに近い動物種を対象とした神経回路や神経機能の研究の重要性が加速度的に増加してゆく時代になります。時として下等動物を対象とした研究にはない困難が伴いますが、やはり私達は巨大で複雑なヒト・霊長類の脳神経に立ち向かわなくてはなりません。
本研究会では、このような問題意識を共有する研究者が集まり、お互いの研究発表、情報交換を行う場を提供することを目的とします。そして、システム神経科学の未来を楽しく議論できればと期待しています。
日 時:
2022年1月7日(金) ~ 1月8日(土)
会 場: (ハイブリッド開催:予定)
自然科学研究機構 生理学研究所
1.1階 大会議室(明大寺地区)(予定)
2.Zoom会議システムを用いたオンライン開催
提案代表者:
関 和彦 (国立精神・神経医療研究センター)
所内対応者:
南部 篤 (生理学研究所 生体システム部門)
ホームページに関するお問い合わせ先 : system(at)nips.ac.jp
(at)は@に変えて送信してください。
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更新情報
- 研究会は終了しました。(01/8)
- 参加申し込みをされた方に案内を送信しました。(12/23)
案内メールが届いていない方は事務局まで連絡をお願いします。 - 参加申し込みを締め切りました。(12/23)
- 参加申し込みを開始しました。(12/10)
- プログラムを掲載しました。(12/6)
- テストサイトを立ち上げました。(10/1)