平成27年度~31年度 文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究(研究領域提案型) 温度を基軸とした生命現象の統合的理解(温度生物学)

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研究組織・メンバー(公募班)

公募要領<平成30年度-31年度>

 公募班は、研究項目A01班10件、A02班10件の合計20件の採択を予定しています。研究項目A01「温度センシング」では、細胞膜分子、細胞内分子、細胞内代謝機構等がいかにして温度センシングに関わるかという研究と細胞内局所温度計測・制御技術開発に関する研究、A02「温度応答システム」では、感知した温度情報を統合して生理反応を生み出す神経回路、温度が代謝機能や生体リズムに及ぼす影響、温度情報がもたらす快・不快の情動生成のメカニズムに焦点を当てた応答システムに関する研究と臓器内局所の温度計測・制御技術の開発・活用に関する研究を対象とします。
 特に、領域内の班員との共同研究を積極的に推進する提案を期待します。また、温度が関わる現象は広く、温度感受性分子の構造や機能、細胞内外の情報伝達、睡眠や冬眠などの生理現象、肥満や糖尿病などの代謝異常等の研究課題に独創的・先駆的な研究手法によりアプローチする研究も歓迎します。マウス・ラットに限らず、幅広い生物種での研究やヒトでの研究、温度センシング・温度応答システムの進化に着目した研究も募り、温度が関わる生命現象の多様性と種を超えた普遍性を議論したいと考えています。細胞内局所・臓器内局所における高精度・高分解能の温度計測・制御法の開発に関する研究も歓迎します。

研究項目応募上限額(単年度)採択目安件数
A01 温度センシング400万円10件
A02 温度応答システム400万円10件

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公募班<平成28年度-29年度>

A01班
 氏名  所属  職名  研究課題名
西山 賢一岩手大学 農学部教授タンパク質膜挿入に必須の糖脂質酵素MPIaseの低温センシングによる発現誘導機構
小野 崇人東北大学 工学研究科教授熱量センサによる細胞の熱力学計測
井上 飛鳥東北大学 薬学研究科准教授脂質が制御するTRPチャネルによる温度感知システムの解明
大倉 正道埼玉大学 理工学研究科准教授高感度カルシウムプローブを用いた神経局所温度―活動連関の研究
藤原 祐一郎大阪大学 医学系研究科准教授電位依存性チャネルタンパク質の温度センシング機構の解明
中野 雅裕大阪大学 産業科学研究所助教蛍光性温度プローブタンパク質の開発と生物への応用
井藤 彰九州大学 工学研究院准教授磁性ナノテクノロジーによる細胞内局所加温技術の創出
佐藤 陽子東亜大学 医療工学科教授哺乳類精巣で正常精子形成に体温より低い温度が必要な理由を探る
江藤 圭生理学研究所
 基盤神経科学研究領域
助教一次体性感覚野における温度センシング機構とその経験依存的可塑的変化
神谷 厚範国立循環器病研究センター
 循環動態制御部
研究員生動物の求心性神経2光子イメージングによる皮膚温度センシング機構のシステム同定
A02班
 氏名  所属  職名  研究課題名
武田 憲彦東京大学 医学部附属病院講師温度が炎症細胞の代謝、機能に与える影響の解析
酒井 寿郎東京大学
 先端科学技術研究センター
教授寒冷感知センサーとして働くエピゲノム酵素によるベージュ脂肪細胞の解明
田中 光一東京医科歯科大学
 難治疾患研究所
教授アストロサイトによる体温調節機序の解明
神吉 智丈新潟大学
 医歯学総合研究科
教授ミトコンドリア分解からみた体温調節機構の解析
塩見 邦博信州大学 繊維学部准教授カイコの休眠誘導における環境温度応答システム
中川 貴之京都大学 医学部付属病院准教授末梢循環障害に伴う末梢温低下による不快な異常感覚におけるTRPA1の役割の解析
藤田 潤京都大学 医学研究科教授哺乳類低温ショック蛋白質の発現制御機構と機能に関する研究
小川 渉神戸大学 医学研究科教授運動による積極的熱産生増大システムの温度生物学的意義とその制御機構の解析
浅野 知一郎広島大学
 医歯薬学総合研究科
教授温度変化による生体機能の変化に寄与するプロリン異性化酵素Pin1の役割
野村 真京都府立医科大学
 医学研究科
准教授温度依存的・非依存的な胚発生速度を規定する分子機構の解明
高橋 将文自治医科大学 医学部教授温度変化によって誘導されるインフラマソームを介した炎症惹起機構の解明
中村 隼明広島大学大学院
 生物圏科学研究科
助教鳥類精子形成の耐高温戦略の解明
班友
 氏名  所属  職名
深田 吉孝東京大学 理学系研究科教授

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