「次世代脳」プロジェクト 冬のシンポジウム2022

開催概要

日 時 2022年12月14日(水)- 12月17日(土)  
会 場 Zoom
参加費 無 料 (事前申し込みが必須です)

学術集会代表

狩野 方伸(東京大学)
脳の若返りによる生涯可塑性誘導 ーiPlasticityー臨界期機構の解明と操作 代表
主 催
新学術領域研究
  マルチスケール精神病態の構成的理解
[マルチスケール脳] 2018-2022
領域代表 林(高木) 朗子
  時間生成学―時を生み出すこころの仕組み
[時間生成学] 2018-2022
領域代表 北澤 茂
  身体-脳の機能不全を克服する潜在的適応力のシステム論的理解
[超適応] 2019-2023
領域代表 太田 順
学術変革領域研究(A)
  グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解
[グリアデコード] 2020-2024
領域代表 岡部 繁男
  脳の若返りによる生涯可塑性誘導ーiPlasticityー臨界期機構の解明と操作
[臨界期生物学] 2020-2024
領域代表 狩野 方伸
  神経回路センサスに基づく適応機能の構築と遷移バイオメカニズム
[適応回路センサス] 2021-2025
領域代表 礒村 宜和
  行動変容を創発する脳ダイナミクスの解読と操作が拓く多元生物学
[行動変容生物学] 2022-2027
領域代表 松崎 政紀
共 催

自然科学研究機構 生理学研究所

ムーンショット目標1 「身体的能力と知覚能力の拡張による身体の制約からの解放 Internet of Brains (IoB)」

JST CREST 生体マルチセンシングシステムの究明と活用技術の創出

学術変革領域研究(B)
  クラスタ/ハブダイナミズムの決定剛軟因子 
[ハブ決定剛軟因子] 2020-2022
領域代表 村山 正宜
  情動情報解読による人文系学問の再構築 
[情動情報学] 2021-2023
領域代表 近添 淳一
  大規模計測・シミュレーションによる脳の全体性の理解 
[脳の全体性] 2021-2023
領域代表 平 理一郎
  あいまい環境に対峙する脳・生命体の情報獲得戦略の解明 
[あいまい脳] 2021-2023
領域代表 小坂田 文隆
  嫉妬の理解と創出:生物ロボティクス融合による共生社会のための社会情動の理解 
[嫉妬の科学] 2022-2024
領域代表 笠井 淳司
  脳多元自発活動の創発と遷移による脳のデザインビルド 
[脳多元自発活動] 2022-2024
領域代表 上阪 直史


[更新日:12月23日]

ご参加くださりありがとうございました
スタッフ一同心よりお礼申し上げます 

 

プログラム

※プログラムの詳細は順次掲載いたします

12月14日(水)  
9:30-12:00

■ 神経科学と情報工学の共創の場から考える脳科学研究の未来予想図
[超適応]

  共催:
  JST CREST 生体マルチセンシングシステムの究明と活用技術の創出

詳 細
プログラム
1.今後の脳科学の方向性について
9:30-9:50 今後の脳科学の方向性について 伊佐 正 (京都大学 /超適応・脳科連・日本学術会議)
 
2.超適応とマルチセンシングの将来構想ジョイントセッション
9:50-10:05 運動の多様性から見る統合失調症患者の制御探索の失調 温 文 (東京大学 / 超適応)
10:05-10:20 多細胞計測・操作技術の未来 和氣 弘明 (名古屋大学 / マルチセンシング)
10:20-10:35 システム工学からアプローチする運動適応の理解 井澤 淳 (筑波大学 / 超適応)
10:35-10:50 種を越える脳科学 大木 研一 (東京大学 / マルチセンシング)
10:50-11:05 脳科学と文理融合:科学と人文学の接点を考える 今水 寛 (東京大学・ATR / 超適応)
11:05-11:20 計算論的研究が紐解く神経多様性 長井 志江 (東京大学 / マルチセンシング)
 
3.パネルディスカッション:脳システム研究の未来
11:20-12:00 モデレーター:太田順、伊佐正
13:00-16:30

■ 新学術領域「マルチスケール脳」企画シンポジウム
[マルチスケール脳]

詳 細
プログラム
13:00-13:10 事務連絡・開会の辞
13:10-13:35 患者ゲノムデータとシナプス機能情報の統合による精神疾患の分子病態
(Molecular pathogenesis of psychiatric disorders by integrating patient genomic data and synaptic function information)
久島 周
(Itaru Kushima)
名古屋大学
(Nagoya University)
13:35-14:00 Ntrk1とAtp2a2に着目した気分障害モデルマウスの研究
(Animal models of mood disorder, focusing on Ntrk1 and Atp2a2)
中島 一夫
(Kazuo Nakajima)
帝京大学
(Teikyo University)
14:10-14:35 ストレス抵抗性とケタミンの抗うつ作用における前頭前皮質ドパミンD1受容体の役割
(Roles of prefrontal dopamine D1 receptors in stress resilience and antidepressant actions of ketamine)
篠原 亮太
(Ryota Shinohara)
神戸大学
(Kobe University)
14:35-15:00 攻撃性の神経生物学的基盤のマルチスケール解析
(Multiscale understanding of neurobiology of aggression)
高橋 阿貴
(Aki Takahashi)
筑波大学
(University of Tsukuba)
15:10-15:35 VRシステムによる行動中の自閉症モデルマウスの皮質動態解析
(Analysis of cortical dynamics in a mouse model of ASD during behavior in VR)
中井 信裕
(Nobuhiro Nakai)
神戸大学
(Kobe University)
15:35-16:00 記憶を支える局所および広域ネットワークのダイナミクス
(Local and global network dynamics supporting memory)
宮脇 寛行
(Hiroyuki Miyawaki)
大阪公立大学
(Osaka Metropolitan University)
16:00-16:25 ベイズ型神経計算のマルチスケール解析
(Multi-scale analysis of Bayesian neuronal computation)
船水 章大
(Akihiro Funamizu)
東京大学
(University of Tokyo)
16:25-16:30 閉会の辞
12月15日(木)  
 9:00-12:20
■学術変革領域研究(B) ミニセッション I
  9:00-10:00

情動情報解読による人文系学問の再構築
[情動情報学]

詳 細
プログラム
9:00-9:05 領域紹介 近添 淳一 (株式会社アラヤ)
9:05-9:15 機能的MRIによる両価的価値情報の統合処理過程の解明 近添 淳一 (株式会社アラヤ)
9:15-9:30 情動をもたらす言語芸術の脳科学 持橋 大地 (統計数理研究所)
9:30-9:45 情動的影響の計量経済学的構造モデル推定 渡邉 安虎 (東京大学)
9:45-10:00 快不快を超える美学的体験とその心理的効果に関する認知神経科学的研究 石津 智大 (関西大学)
10:10-11:10

嫉妬の理解と創出:生物ロボティクス融合による共生社会のための社会情動の理解
[嫉妬の科学]

詳 細
プログラム
10:10-10-30 嫉妬の理解と創出領域の紹介 笠井 淳司 (大阪大学)
10:30-10:50 嫉妬生成の基盤となる自己および他者の報酬情報の脳内処理について 則武 厚 (生理学研究所)
10:50-11:10 共生ロボットのための感情モデルの開発 日永田 智絵 (奈良先端科学技術大学院大学)
11:20-12:20

クラスタ/ハブダイナミズムの決定剛軟因子
[ハブ決定剛軟因子]

詳 細
プログラム
11:20-11:25 はじめに ─ クラスタ/ハブダイナミズムの決定剛軟因子領域の紹介 村山 正宜 (理化学研究所)
11:25-11:40 知覚記憶時のハブ細胞ダイナミクスにおける皮質間トップダウン入力の生理的役割の解明に向けて 大本 育実 (理化学研究所)
11:40-12:00 クラスタ/ハブ細胞の遺伝子発現特性解明に向けた一細胞シーケンス解析の取り組み 高田 篤 (理化学研究所)
12:00-12:20 脳ネットワークにおける高速・高精度な機能的クラスタ/ハブ細胞の検出法の開発 竹田 晃人 (茨城大学)
13:00-17:00

■合同シンポジウム2022: 神経回路研究の新潮流
[適応回路センサス][行動変容生物学]

詳 細
プログラム
13:00-13:10 両領域代表あいさつ 礒村 宜和 (東京医科歯科大学/適応回路センサス)
松崎 政紀 (東京大学/行動変容生物学)
13:10-13:40 行動変容をもたらす大脳運動野の動態 松崎 政紀 (東京大学/行動変容生物学)
13:40-14:10 脳変容メカニズム解明のための転写因子活性プロファイル計測 安部 健太郎 (東北大学/適応回路センサス)
14:20-14:50 発達期の行動変容を支える新規メカニズムの解明 石田 綾 (理化学研究所/行動変容生物学)
14:50-15:20 嗅覚回路の構築原理を明らかにする細胞センサス 中嶋 藍 (東京大学/適応回路センサス)
15:30-16:00 適応回路を担う細胞種センサス技術の開発と高度化 郷 康広 (自然科学研究機構/適応回路センサス)
16:00-16:30 行動変容標準化に向けた試み 中江 健 (自然科学研究機構/行動変容生物学)
16:30-17:00 総合討論
12月16日(金)  
9:00-12:20
■学術変革領域研究(B) ミニセッション II
  9:00-10:00

脳多元自発活動の創発と遷移による脳のデザインビルド
[脳多元自発活動]

詳 細
プログラム
9:00-9:05 脳多元自発活動の創発と遷移による脳のデザインビルド領域の紹介 上阪 直史 (東京医科歯科大学)
9:05-9:20 新生仔大脳皮質における自発的同期神経活動のイメージング 水野 秀信 (熊本大学)
9:20-9:40 マウス視覚野における階層的ネットワークは並列モジュールとして発達する 村上 知成 (東京大学)
9:40-10:00 小脳学習理論の再検討 山﨑 匡 (電気通信大学)
10:10-11:10

大規模計測・シミュレーションによる脳の全体性の理解
[脳の全体性]

詳 細
プログラム
10:10-10:15 「脳の全体性」領域紹介 平 理一郎 (東京医科歯科大学)
10:15-10:30 精神疾患の認知障害に関わる視床ー前頭前野回路基盤 堤 新一郎 (理化学研究所)
10:30-10:45 富岳を用いたげっ歯類全脳規模大脳皮質―小脳―視床神経回路シミュレーション 五十嵐 潤 (理化学研究所)
10:45-11:00 げっ歯類における全身体シミュレーション 森 裕紀 (早稲田大学)
11:00-11:10 大脳ー小脳連関と大脳ー基底核連関の連関 平 理一郎 (東京医科歯科大学)
11:20-12:20

自由エネルギー原理と予測符号化の階層ネットワーク
[あいまい脳]

詳 細
プログラム
11:20-11:50 視覚運動誤差を処理する大脳皮質の階層ネットワーク 小坂田 文隆 (名古屋大学)
11:50-12:20 刺激誘導の不安に伴う認知・辺縁系の階層ネットワークの変化 雨森 賢一 (京都大学)
13:00-17:35

■ 新たな技術が拓くグリア機能と神経可塑性
[グリアデコード][臨界期生物学]

詳 細
プログラム
13:00-13:05 はじめに 狩野 方伸 (東京大学 / 臨界期生物学)
13:05-13:35 アストロサイト活動の全脳デコーディング 長井 淳 (理化学研究所 / グリアデコード)
13:35-14:05 アストロサイトが誘導する神経回路再編成 竹田 育子 (名古屋大学 / 臨界期生物学)
14:05-14:35 細胞動態解析から読み解くミクログリア多様性獲得メカニズム 服部 祐季 (名古屋大学 / グリアデコード)
14:35-15:05 感覚皮質の多彩なニューロン表象と、ホログラフィック顕微鏡システムで照らす機能的意義 谷隅 勇太 (名古屋大学 / グリアデコード)
15:20-15:50 脳組織における内在シナプスタンパク質の時空間定量的ラベリング 内ヶ島 基政 (新潟大学 / 臨界期生物学)
15:50-16:20 CaMKIIの液ー液相分離した集合体は記憶の分子実体か 実吉 岳郎 (京都大学 / 臨界期生物学)
16:20-16:50 シナプスによる睡眠制御機構の探索 飯野 祐介 (筑波大学 / グリアデコード)
16:50-17:20 シナプス競合に基づく神経回路リモデリング 今井 猛 (九州大学 / 臨界期生物学)
17:20-17:35 総合討論
12月17日(土)  
10:00-18:00

■ ムーンショット 目標1 金井プロジェクト
「身体的能力と知覚能力の拡張による身体の制約からの解放 Internet of Brains (IoB)」シンポジウム

詳 細
プログラム
10:00-10:15 開会あいさつ・プロジェクト紹介
金井 良太 (ATR)
10:15-11:45 セッション1・IoBインターフェース
牛場 潤一 (慶應義塾大学)
古屋 晋一 (Sony CSL)
渡邊 克巳 (早稲田大学)
中澤 公孝 (東京大学)
小泉 愛 (Sony CSL)
12:45-14:30 セッション2・IoBミドルウェア
笹井 俊太朗 (アラヤ)
林 隆介 (産業技術総合研究所)
大泉 匡史 (東京大学)
ARULKUMARAN Kai (アラヤ)
暦本 純一 (東京大学)
小池 英樹 (東京工業大学)
14:45-16:15 セッション3・IoBコア技術/極低侵襲技術開発
西村 幸男 (東京都医学総合研究所)
小松 三佐子 (東京工業大学)
栁澤 琢史 (大阪大学)
関谷 毅 (大阪大学)
中村 元 (大阪大学)
16:30-17:30 セッション4・共通基盤技術開発
金井 良太 (アラヤ)
武見 充晃 (慶應義塾大学)
駒村 圭吾 (慶應義塾大学)
17:30-18:00 ディスカッション・閉会あいさつ
金井 良太 (ATR)
サテライトイベント  ─ 12月3日(土)/ ハイブリッド開催:明海大学浦安キャンパス+Zoom 

本フォーラムは終了しました。ご参加ありがとうございました。

14:00-17:00

第15回 時間言語フォーラム
脳のことば、神経のことば 脳内情報の解読と活用

詳 細
プログラム
知覚・認知を支える脳の潜在情報表現 西本 伸志 (大阪大学)
脳情報を読み取り操作するBrain Computer Interface 栁澤 琢史 (大阪大学)
脳AI融合の過去と未来 池谷 裕二 (東京大学)

参加要領

シンポジウム参加登録・参加要領

ご参加いただくにあたり

  • ポスター発表は今年度は行いません。予めご了承ください。
     
  • 本シンポジウムはZoomを使用いたします。事前参加申し込みが必須です。
     
  • 各自事前参加申し込みをしてください。ZoomURLの共有や譲渡はできません。 
    ※登録費、参加費、無料です!
    ※12月7日をもちまして参加登録は締め切りました。
     
  • 発表内容には未発表データも含まれます。関連情報に対する守秘義務を遵守し、情報漏洩のないよう配慮をお願いします。 録画、録音、画面のキャプチャ保存等は手段を問わず禁止します。