近年の医療技術の進歩により、これまで治療が困難であった身体機能に重篤な障害を持つ患者さんが、円滑にコミュニケーションを行ったり、 ロボット義手を自在に制御したり、革新的なリハビリテーション技術により回復することができるようになってきています。
その代表的な手段として研究が進められているのが、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)です。BMIは、脳情報を利用することで、 脳(ブレイン)と機械(マシン)を直接つなぐ技術(インターフェース)のことです。
「BMI技術」課題では、 身体機能代替グループ、 脳・身体機能回復促進グループ、 精神・神経疾患等治療グループ の3つのグループを形成し、BMI技術の開発・臨床応用につなげる研究を推進しています。
BMI技術が実用化されることにより、私たちはより安全・安心・快適な生活を送ることができるようになることが期待されます。