イベント情報

 第7回サイエンスカフェ
  考える魚の脳を見る
  -行動と神経活動を可視化する-


DAY …    2013. 7. 7  [Sun.]
TIME …   14:00 - 16:00  [13:30 開場]
PLACE … BOOK246(東京都港区南青山1-2-6 Lattice aoyama 1F)
          
※当日配布しましたプログラムはこちら(576KB,PDF形式)
※アンケート結果はこちら(790KB,PDF形式)

   


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講        師
    理化学研究所 脳科学総合研究センター 副センター長、シニアチームリーダー

     岡 本  仁 (おかもと  ひとし)
1983年 東京大学医学部医学科卒業。
1988年 東京大学大学院(理学系) 博士課程修了。博士(理学)。
1988年 ミシガン大学 研究員。
1991年 基礎生物学研究所 助手。
1993年 慶應義塾大学医学部生理学教室 講師、 助教授 。
1997年 理化学研究所 脳科学総合研究センター チームリーダー、 グループディレクターを経て、
             同 副センター長、 シニアチームリーダー。


 



 
ファシリテーター
    脳科学研究戦略推進プログラム事務局 特任助教

     大 塩   立 華 (おおしお  りつ)                         
名古屋大学大学院医学系研究科満了。博士(医学)。
京都大学大学院情報学研究科 研究員、名古屋大学サイエンスコミュニケーター、
生理学研究所 研究員を経て、2011 年より現職。


 

 
カフェの様子










岡本先生は今回のテーマに合わせて、「魚」の柄の素敵なネクタイをしてきて下さいました☆



    今回のサイエンスカフェも前回に続き青山一丁目BOOK246での開催でした。七夕の日曜日、天井に星空の写真が飾られた七夕特集の店内で、満員のお客様にご参加いただきました。

    今回のテーマは「考える魚の脳を見る」です。理化学研究所脳科学総合研究センター 副センター長の岡本仁先生にお話しいただきました。岡本先生は脳プロ課題Gにて、魚の情動と意思決定に関するメカニズムをイメージングという技術を用いながら研究されています。この技術によって、意思決定をする(考えている)魚の脳の活動をリアルタイムに観察することができます。

    今回は、魚が記憶に基づいて意思決定を行う時の脳活動を可視化する研究についてお話しいただきました。過去に「嫌な経験」をした状況から逃れようとする魚の行動を動画でお見せいただいた他、嫌な状況から逃れようとする際の魚の脳活動を可視化した映像もご紹介いただきました。また脳の進化のお話を通じて、魚がヒトのモデル生物としてとても有効であること等についてもお話しいただきました。

    当日は、脳科学研究者を志す学生さんや、釣り好きの方など、様々な方にお集まりいただき、活発なご質問を頂きました。梅雨明け直後の猛暑の中、ご参加ありがとうございました!

(大塩)
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