私たちはどのようにして「決める」のか   －意思決定の脳内メカニズムを探る－ DAY …    2013. 10. 19  [Sat.] TIME …   15：00 - 17：00  [14：30 開場] PLACE … アートエリアB1（京阪電車 なにわ橋駅地下1 階）                 （大阪市北区中之島1-1-1）     ※当日配布しましたプログラムはこちら（383KB,PDF形式） ※アンケート結果はこちら（1.1MB,PDF形式）

 

	☆ 講     師 ☆     大阪大学社会経済研究所 准教授      田 中   沙 織 （たなか  さおり）
2001年　大阪大学理学部物理学科 卒業。 2006年　奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程 修了。博士（理学）。 カリフォルニア工科大学 客員研究員、 ㈱国際電気通信基礎技術研究所（ATR）脳情報研究所 連携研究員を経て、 2009年 大阪大学社会経済研究所 特任准教授、2012年より現職。

 

	☆ ファシリテーター ☆     脳科学研究戦略推進プログラム事務局 特任助教      大 塩   立 華 （おおしお  りつ）
名古屋大学大学院医学系研究科満了。博士（医学）。 京都大学大学院情報学研究科 研究員、名古屋大学サイエンスコミュニケーター、 生理学研究所 研究員を経て、2011 年より現職。

 


☆ カフェの様子 ☆


    今回のサイエンスカフェは、1年半ぶりに大阪・中之島での開催でした。久しぶりの大阪開催でしたが、たくさんのお客様にお越しいただきました。

    テーマは、「私たちはどのようにして「決める」のか - 意思決定の脳内メカニズムを探る」です。大阪大学社会経済研究所 准教授の田中沙織先生にお話しいただきました。田中先生は脳プロ課題Dにて、ヒトの損・得の感じ方と、その感じ方に基づく意思決定を担う脳内メカニズムを研究されています。

    皆さまは、今なら1,000円、１年後なら10,000円もらえる、という場合、どちらを選びますか？1年後には、何が起こるかわからないし、先のことだからよく分からない・・・と考えると、今の1,000円を選ぶ方も少なくないのではないでしょうか？ このように私たちの価値の感じ方は、それが手に入るタイミングなどによって変わり、私たちはその価値観によって意思決定をしています。

    今回のカフェでは、このような「価値」の感じ方やその感じ方に基づく「意思決定」を担う脳機能についてお話しいただきました。 当日は、学生さんからご家族連れの方々まで、様々な方にお集まりいただき、活発なご質問を頂きました。 ご来場ありがとうございました！