イベント情報

出張授業 in 桐朋中学校・高等学校
「動く細胞たちが織りなす脳の形づくり」

DAY... 13.11.19
PLACE... 桐朋中学校・高等学校
 

 ● 講  師 ● 



 

  仲 嶋    一 範
(なかじま かずのり)                                        
  慶應義塾大学医学部
  解剖学教室教授 博士(医学)
1988 年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院内科研修医を経て、
1994 年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了、博士(医学)。
日本学術振興会特別研究員、理化学研究所ライフサイエンス筑波研究センター研究員、
JST さきがけ研究21 研究員、東京慈恵会医科大学DNA 医学研究所分子神経生物学研究部門長・
講師、助教授を経て、2002 年より現職。




 ● 授業の様子 ● 



 細胞たちが動きながら脳を形作っていく"ドラマ"に
 ついてお話しいただきました。

 蛍光顕微鏡:本物のマウスの脳標本をご用意いただ
 きました。


 たくさんの生徒さんよりご質問を
 頂きました。
 ヒトの脳模型を実際に手に取って観察
 しました。
 蛍光顕微鏡による観察体験中。



2013年11月、桐朋中学校・高等学校(東京都・国立市)にて、脳プロ 課題Eの仲嶋一範先生(慶應義塾大学医学部)が出張授業を実施いたしました。

中学3年生から高校3年生まで、約40名の学生さんに向けて、蛍光顕微鏡を用いた脳の発生に関する研究について、最先端の成果をご紹介いただきました。当日は、研究で使われるものと同じ蛍光顕微鏡のデモコーナーを設置し、マウス海馬の標本の観察体験も行いました。その他、脳標本や模型を用いながらマウスとヒトの脳の比較も行いました。

授業の最後には、生徒の皆様から、たくさんのご質問を頂きました!先生の高校生時代や大学受験のお話、研究にかかる時間、医学部に進学後、臨床医から基礎研究者になった時のエピソード等々・・。特に臨床医としての経験の中で基礎研究の重要性に改めて気づいた・・というお話は、とても感動的でした。

生徒の皆様との交流も深めることができ、とても有意義な出張授業となりました。
桐朋学園の皆様、ご協力ありがとうございました!

(大塩)
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