第9回脳プロサイエンスカフェ 「柔軟な脳」のしくみを探る ~ 神経と神経のつなぎ目:シナプスの不思議 ~ DAY… 2014. 3. 11 [Tue] TIME… 19:00 - 20:30 [18:30 開場] PLACE… BankART Studio NYK (横浜市中区海岸通3-9) ※当日配布しましたプログラムはこちら(675KB,PDF形式) ※アンケート結果はこちら(1.21MB,PDF形式) |
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★ 講 師 ★ 横浜市立大学大学院医学研究科 生理学 教授 高 橋 琢 哉 (たかはし たくや) |
1995年 慶應義塾大学医学部卒業。 2000年 Yale 大学大学院博士課程修了。 2000年 Cold Spring Harbor 研究所 Postdoctoral fellow。 2006年より現職。 |
★ ファシリテーター ★ 自然科学研究機構 生理学研究所 多次元共同脳科学推進センター 脳科学研究戦略推進プログラム事務局 丸 山 めぐみ (まるやま めぐみ) |
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2002年 大阪大学大学院医学系研究科博士課程、単位取得退学、医学博士。 島根大学医学部、基礎生物学研究所を経て、 現在は脳プロの運営サポートや広報活動に従事。 |
★ トーク@ライブラリー ★ | ★質疑応答@パブスペース ★ |
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今回で9回目の開催となりました脳プロサイエンスカフェは、脳プロのイベントとしては初の横浜、BankART Studio NYKにて開催いたしました。 講師には、平成25年度で5年間の脳プロ事業を終了する課題Dより、横浜市立大学の高橋琢哉先生をお招きしました。「柔軟な脳」のしくみを探る ~ 神経と神経のつなぎ目:シナプスの不思議 ~をタイトルに、高橋先生が20年近く研究されている、脳の柔軟さである「脳の可塑性」について、研究への熱い思いを込めてお話しいただきました。 「脳の可塑性」とは、「外界からの刺激に応じて脳が変化していくこと」です。記憶・学習や環境へ順応する時などに、神経細胞のつなぎ目であるシナプスと呼ばれる構造において、様々な分子の働きによって、情報伝達の効率が変化します。 現在、高橋先生は、この可塑性の仕組みを応用し、脳卒中などによって体が不自由になった方々のリハビリテーションの効率を向上させ、「より早く、より元の水準まで」失った機能を回復することを目指して日々研究されています。 初めての横浜での開催でしたが、たくさんの方々に御参加いただきまして誠にありがとうございました。これからも皆様の御期待にお応えできますよう、様々なイベントを開催して参りますので、今後も御参加くださいますようよろしくお願いいたします。 (本木)
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会場のテラスから見えるみなとみらいの夜景がきれいでした |