ご挨拶

2008年4月     伊佐 正

4月になりました…と思っていたらもう20日過ぎです。この1ヶ月余りのことを急いで振り返ってみます。
*3月の末には神経耳鼻科関係のバラニー学会のサテライトシンポジウムが、滋賀の大津で東京医科歯科大学の篠田先生の退任を記念して盛大に行われました。世界中の眼球運動の主だった人が勢ぞろいしたような会議で、とても素晴らしかったです。中でもトピックはLisbergerが「小脳のLTDは運動学習に寄与している」ということを皆の前で認めたことでした。これは特筆すべきできごとでした。
*4月2日に恒例の発達生理学研究系3研究室(鍋倉研、箕越研と我々)の合同花見大会を乙川の川べりで行いました。年々参加者数が増大し、今回は3研究室合計で46名となりました。ぽかぽかと穏やかな日和で、賑やかに楽しく過ごせました。 *英国ニューキャッスル大学のAndrew Jackson博士が3月9日からの滞在を終え、無事19日に帰国しました。招待した関助教は大変でしたが、脊髄慢性刺激用の新しい電極の開発を東大工学部の鈴木先生と一緒に行うなど、忙しい毎日でしたが成果がいろいろ出たようで、大変良かったです。
*16−18日は生理研に新設した多次元共同脳科学推進センターのキックオフシンポジュウムと若手育成プログラムとしてのNeuroscience Program模擬講義を岡崎カンファレンスセンターで開催しました。大変短期間の告知であったにもかかわらず250名を超える多くの皆さんに集まっていただき、盛会のうちに終えることができました。ご講演いただいた講師の先生方、お集まりいただいた多くの皆さんにこの場をお借りして感謝申し上げます。
*4月から新しく戸川森雄さん(技術職員)、渡辺秀典さん(ポスドク)、杉山容子さん(技術支援員)、柴田あゆみさん(事務支援員)が参加しました。長年お勤めいただいた事務支援員(秘書)の井本淳子さんは退職、技術職員の森将浩さんは他部門へ異動となりました。
大変お世話になりました。有難うございました。メンバーも新たに、再スタートです。

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 伊佐 正 教授 
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