ご挨拶

2009年12月   伊佐 正 

いよいよ年の瀬になってきました。
この間、事業仕分けの影響が我々の今後にどのような影響を与えるのか読めない中で落ち着かない年の瀬を迎えている方も多いと思います。私もご多分に漏れずバイオリソース事業に脳プロ、大学共同利用機関の特別教育研究経費と、影響を少なからず受けそうなものにいろいろ関わっていますので落ち着かない毎日です。
12月に入ってからは、まずは脳プロのワークショップ。この1年間の成果を厳しく問われるもので大変緊張して臨みました。課題Cについては、この1年間、皆で一丸となって頑張ったお陰で霊長類へのウィルスベクター導入についていくつかの大きな進展が見られました。マウスとはまただいぶ違うのでこれが大変でした。それにしてもここ数ヶ月の追い込みは鬼気迫るものがありましたが、結果が大変ポジティブだったので良かったです。あとは来年4−6月の中間評価に向けてもうひと頑張りです。その後16日にCRESTの事後評価会、そして17−19日は特定領域研究「統合脳」の最後の班会議、と終わっていくプロジェクトの締めくくりが続いたのは感慨深いものがありました。
これで年内の公式行事はほぼ終わり。あとは徹夜の急性実験を1回組んでいる他は、やり残している仕事を粛々と片付けて、論文もあと数編投稿し、気持ちを新たに新年を迎えたいものです。
率直に今年は人の3倍くらい働いたような気分です。来年はどんな歳になるのでしょうか・・・「ファイト!」です。

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 伊佐 正 教授 
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