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新年の挨拶

2017年2月 1日 お知らせ

 1月も終わりとなっての挨拶ですが、新年おめでとうございます。昨年は、大隅先生のノーベル生理学・医学賞受賞といううれしい出来事がありました。今年も同様のことが起きればと思います。
 さて、昨年は4月より第3期の中期目標・中期計画期間に入り、また小森前核融合研究所長が機構長となられました。自然科学機構は学術研究を推進する、という基本方針に変更はありませんが、機構としての何を重点的に行うかということに関して、小森機構長の考えとその具体的計画が明らかとなってきました。各研究所の研究は、それぞれの努力にまかされていますが、機構としては、「大学との連携および大学の研究力強化への貢献をより組織的に行うこと」が主要な目標の一つとなっています。詳細は機構長の新年の挨拶に紹介されていますので、ご一読ください。

 自然科学研究機構の今年の重大計画の一つは、岡崎統合バイオサイエンスセンターの発展的再編です。再編により新しい研究センターを来年2018年4月に発足させる予定で、準備が進められています。生理研が関わる部分に基本的な変更はありませんが、新しい研究センターでは、従来よりも広い共同研究体制を整備し、「生きているとはどういうことなのか」という生命科学の基本的課題に、様々な観点から取り組むことになる予定です。
 最近強く感じることですが、科学は本当に進歩し続けています。例えば、イオンチャネルの研究の世界では、クライオ電子顕微鏡の画期的技術的進歩によりに、今までは困難であったイオンチャネル蛋白の立体構造の解明が急速に進み、イオンチャネルのいろいろな機能が分子のレベルで明らかにされてきています。他の研究分野においても、新しい驚きがつぎつぎと報告されています。これらの多くの研究の進歩は技術的革新によるところが多いようです。

 このような世界的な動向の中で、科学の進展のためには、研究者個人がそれぞれの研究を究めていくことが不可欠ですが、研究分野の異なる人たちとも連携して研究手法を高度化していくことが求められています。生理学研究所は大学共同利用機関であり、研究連携の場としての機能を一層期待されることになると思われます。残念ながら予算的には厳しい状況が続くことでしょうが、決して守りに入ることなく、今年も研究の新しい展開に挑戦していきましょう。

生理学研究所所長 井本 敬二
IMOTO, Keiji

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