Joint Researches

共同利用研究

計画共同研究 

2026年度計画共同研究実施内容

計画共同研究は,研究者の要請に基づいて生理学研究所が自らテーマを設定し、支援を行っています。いずれのテーマも現在最も高い関心が寄せられている研究領域であると同時に,生理学研究所が日本における研究の最先端にある分野を取り上げています。

 共同利用研究に関して教授会および運営会議での意見交換が継続して行われています。現時点での方針を以下に示します。
1) 申請計画は5年以内に終結する計画とし,明確な目的と実験計画を求める。ただし,5年間の進捗状況によりさらなる延長は可能である。
2) 申請課題名は具体的なものとし,包括的なテーマでは採択しない。
3) また,部門ごとに受け入れ件数を限る。一般共同研究:研究部門・独立准教授の研究室ごとに原則5件以内とすることが望ましい。計画共同研究:研究分類ごとに原則5件以内とすることが望ましい。

計画共同研究の詳細は,次の通りです。なお、動物資源共同利用研究センターの改修と改組に伴い、2022年度から
① 先端モデル動物の作製(2021年度までは生理学研究所計画共同研究①遺伝子操作モデル動物の作製と生理学的・神経科学的解析」として実施)
② マウス・ラットの行動・代謝・生理機能解析
については、同センターの計画共同研究へ移行しました。
 

計画共同研究(動物資源共同利用研究センター)

モデル動物の作製

 遺伝子操作モデル動物は個体レベルでの遺伝子機能解析に非常に有効な実験材料として,広く生命科学分野において利用されています。モデル動物作製のための発生工学技術の発展は近年とくに目覚ましく,切断したい標的塩基配列を含むguide RNA (crRNA: tracrRNA) とCas9タンパク質を受精卵やES細胞に導入することでゲノム上の任意の配列を比較的容易に切断できる新ゲノム編集技術 (CRISPR/Cas9システム) が注目されています。動物資源共同利用研究センター先端モデル動物作製室並びに行動・代謝分子解析センター 遺伝子改変動物作製室では常にCRISPR/Cas9システムのような最新の技術導入に挑戦し,内在遺伝子を改変したマウスおよびラット個体を同システムにより提供できる体制の整備を成し遂げました。生理学・脳科学と発生工学の両方に精通している当室スタッフは,遺伝子操作モデル動物の作製技術を全国の研究者に提供することを通し,当該研究分野の発展に大きく貢献してきました。計画共同利用研究ではラットとマウスの両方において,トランスジェニック (Tg) 動物やノックアウト/ノックイン (KO/KI) 動物の作製という形でモデル動物の開発を支援しています。今後も新しいゲノム編集技術によるKO/KI動物の作製にも取り組み,その技術を広く提供できるよう努めていきます。2026年度は14件の実施を予定しています。
 

マウス・ラットの代謝生理機能解析

 代謝生理解析室は,2010年に発足,2011年より計画共同研究「マウス・ラットの代謝生理機能解析」を開始しました。2021年度より行動様式解析室と統合し、行動・代謝分子解析センター多階層生理機能解析室に移行しました。同室では,生理研内外の研究者が作成,保有する遺伝子改変動物を用いて以下の項目を測定しています。

(A)情動、学習・記憶に関わる行動の評価及び神経・筋活動の解析
(B)マウスを用いた非侵襲的4次元心機能および脳/末梢循環の超音波イメージング計測
(C)病態モデルマウスを用いた神経・免疫連関の機能解析
(D)生体脳細胞活動計測と操作
(E)生体生理計測とその解析

2026年度は計21件の実施を予定しています。

マカクザルの行動・神経活動解析

 マカクザルをモデル動物として、主に社会的行動の評価及び社会性関連神経活動の計測・解析を行います。2026年度は2件の実施が予定されています。

 

計画共同研究(生理学研究所)

先端電子顕微鏡の医学・生物学応用

 本計画共同研究では,低温電子顕微鏡と連続ブロック表面走査型電子顕微鏡(SBF-SEM)を初めとする当研究所が誇る最先端の電子顕微鏡技術を,医学,生物学のフィールドで有効に活用してもらうために実施します。低温電顕は,試料を凍結させてそのまま観察するため、生(なま)に近い状態の構造を高い分解能で観察することができます。主な観察対象は,急速凍結された無染色の蛋白質粒子,ウィルス,バクテリア,培養細胞,凍結組織切片などです。また,SBF-SEMは,樹脂に包埋された組織をダイヤモンドナイフで薄く削り,その表面に現れる構造を走査型電子顕微鏡(SEM)により連続的に記録して,試料の三次元構造を再構築する装置です。この方法は脳のように細胞が複雑に入り組んだ組織の三次元形態解析に有効です。数十nmの厚みで数千枚以上の画像を自動で取得することで,一辺が数十μmを越える三次元領域の構造を一度に可視化することができます。2026年度は18件の実施を予定しています。

多光子励起法を用いた細胞機能・形態の可視化解析

 2光子励起蛍光顕微鏡システムは,非侵襲性で組織深部の微細構造を組織や細胞が生きた状態で観察することができる光学顕微鏡です。近年,光学メーカー各社が2光子システムを販売したことにより,国内外で急速に導入が進んでいます。しかしながら,2光子顕微鏡システムを使いこなすためには,顕微システムだけでなく特殊な試料措置や経験が必要なケースがほとんどです。このような事情から,顕微鏡システムだけでなく,試料準備やプローブ選択を含めた高度な技術提供ができる生理研が,共同利用可能な機関としては国内随一となっています。現在,3台の2光子励起顕微鏡(in vivoおよび組織切片実験用)と2台の2光子蛍光寿命イメージング顕微鏡(FRETイメージングによりタンパク質間結合や分子活性化イメージングが可能)が安定的に稼動しています。その性能は世界でトップクラスであり,レーザー光学系の独自の改良により,生体脳において約1ミリメートルの深部構造を1マイクロメートル以下の高解像度で観察できることのみならず,分子間の相互作用や活性化をイメージングすることも可能となっており、多彩な光学顕微鏡イメージングの共同研究への供与に取り組んでいます。
 また,これまでに,生体内Ca2+イメージング技術の確立および同一個体・同一微細構造の長期間繰り返し観察の技術の確立に成功しており,これらを利用し,脳,血管,骨組織における生体分子や細胞の可視化について共同研究を実施しています。2026年度は3件を予定しています。
 

ウイルスベクターの作製・供与、および霊長類への遺伝子導入実験

 ウイルスベクターを用いて霊長類の脳に遺伝子を導入し,機能分子の発現を制御したり神経活動を変化させたりする技術はこれまで困難とされてきましたが,今や有望な技術として注目されるようになってきました。しかしこのような研究を遂行するには,ベクターの開発,ベクター注入のための実験室など,多くの技術,設備を要します。これらの技術,設備を共同利用に供することにより,高次脳機能やその病態の解明を目指せるよう,2012年度から計画共同研究「霊長類への遺伝子導入実験」を開始しました。また、げっ歯類等、霊長類以外への適用にも取り組んでいます。生理研ウイルスベクター開発室では,各種血清型のアデノ随伴ウイルスベクター,従来型のレンチウイルスベクター,神経路特異的な機能操作を可能にする高頻度逆行性レンチウイルスベクターなどを提供するとともに、より有用な新規ウイルスベクターの開発にも取り組んでいます。2026年度は17件の実施を予定しています。

 

多点走査型顕微鏡による多次元蛍光イメージング解析

 独自開発した多点走査型共焦点・二光子顕微鏡法に基づき共同利用研究を実施します。特に、高速3次元・超長期・多色・超解像観察により、生体リズムなどを含む多様な細胞生理機能の定量的な可視化解析を実施します。2026年度は3件の実施を予定しています。
 

神経活動ダイナミクスの解析による精神・神経疾患の病態解明

 ユニット記録、局所場電位(LFP)、皮質脳波(ECoG)、頭皮脳波(scalp EEG)、fMRI, MEG等のさまざまな階層の手法で計測したヒト、動物の電気生理、イメージングデータをターゲットとして、神経活動ダイナミクスと各種精神・神経疾患の病態との関連を調べます。これにより、正常な脳機能と病態生理を非線形動力学と計算論的神経科学の観点からの理解を目指します。特に、計算論的観点での振動、同期、ゆらぎ等の神経活動ダイナミクスのデータ解析を非線形動力学、信号処理、統計的機械学習手法を用いて行います。また神経活動ダイナミクスの数理モデル化も統合的に進めます。2026年度は7件の実施を予定しています。

 

脳イメージングデータの分析による白質線維束および脳微細構造の可視化

 磁気共鳴画像(MRI)法などの手法を用いて取得された、ヒトまたは動物の脳構造画像の分析を共同研究で行うことにより、白質線維束・大脳皮質灰白質領域・神経核などにおける微細構造を可視化する研究を実施します。2026年度は6件の実施を予定しています。

「VR多次元計測による認知行動・意思決定の脳回路動態解明」

ヴァーチャルリアリティ(VR)を駆使して、様々な動物種における認知行動・意思決定を多次元的に測る評価法を確立し、脳回路動態の効率性(性能)と共に解析・比較します。2026年度は6件の実施を予定しています。

 

2026年度採択課題一覧

▼計画共同研究(生理学研究所)
▼計画共同研究(動物資源共同利用研究センター)


 

計画共同研究(生理学研究所)

 

①先端電子顕微鏡の医学・生物学応用
②多光子励起法を用いた細胞機能・形態の可視化解析 
③ウイルスベクターの作製・供与、および霊長類への遺伝子導入実験 
④多点走査型顕微鏡による多次元蛍光イメージング解析 
⑤神経活動ダイナミクスの解析による精神・神経疾患の病態解明 
⑥脳イメージングデータの分析による白質線維束および脳微細構造の 可視化
⑦VR多次元計測による認知行動・意思決定の脳回路動態解明

 

No. 研究課題名 氏 名 研究分類
1 全脳アストロサイトへの遺伝子導入による治療法開発 田中 謙二   
(慶應義塾大学・医学部先端医科学研究所)
2 AAVを介した脳血管内皮細胞への老化関連因子発現誘導による脳小血管病態への作用解析 加藤 泰介   
(新潟大学・脳研究所)
3 ドーパミン神経細胞の多様性と投射様式を解析する研究 藤山 文乃   
(北海道大学・大学院医学研究院)
4 随意運動機能および体性感覚機能における脊髄入力機構の機能解明 鈴木 迪諒   
(東京都医学総合研究所・脳機能再建プロジェクト)
5 意欲の神経メカニズム解明に資する技術開発 小川 正晃   
(滋賀医科大学・生理学講座・生体システム生理学部門)
6 ミクログリア多様性の理解に向けた脳移入プロセスの時空間情報の解読 服部 祐季   
(名古屋大学・大学院医学系研究科)
7 クライオ電子顕微鏡による微生物ダークマターの細胞構造解析 井町 寛之   
(海洋研究開発機構・超先鋭研究開発部門)
8 遺伝性遠位型運動ニューロパチー7型の病態解明 井口 洋平   
(名古屋大学・医学部附属病院 脳神経内科)
9 シグナル伝達経路を標的としたウイルスベクターを用いた神経変性疾患モデルの治療研究 吉岡 望   
(新潟大学・教育研究院医歯学系歯学系列)
10 マルチモーダルVR及び汎用認知行動課題の開発 風間 北斗   
(理化学研究所・Center for Brain Science)
11 脳動脈瘤の病態形成と病変部局所における自律神経支配の因果関係の解明 栢原 智道   
(東京慈恵会医科大学・薬理学講座)
12 AAVを⽤いたマウス脳内V1b型バソプレシン受容体、μオピオイド受容体共発現部位の探索、及び、同部位でのタグ付き受容体発現による局在解析 丹羽 史尋   
(自治医科大学・医学部)
13 マウスにおける行動戦略の多様性を創発する脳領域間情報伝達の解明 廣川 純也   
(量子科学技術研究開発機構・脳機能イメージング研究センター)
14 FRETを用いた皮質錐体細胞の樹状突起伸長におけるPTPδ活性化イメージング 中村 史雄   
(東京女子医科大学・医学部・生化学)
15 マルチモーダルアトラスから明らかにする進化発生場の特徴 尾内 隆行   
(福井大学・学術研究院医学系部門 形態機能医科学講座解剖学分野)
16 長期記憶形成に関与するマウス大脳皮質エングラム細胞のスパイン動態解析 奥野 浩行   
(鹿児島大学・医歯学総合研究科)
17 霊長類を用いた多重経シナプス標識における選択的神経ネットワークの機能介入 加藤 成樹   
(福島県立医科大学・医学部)
18 生体脳深部でのライブイメージングと基盤技術開発 揚妻 正和   
(量子科学技術開発研究機構・量子生命科学研究所)
19 クライオ電子顕微鏡による心筋型リアノジン受容体の開口調節機構の解明 小川 治夫   
(京都大学・大学院薬学研究科)
20 非侵襲的脳刺激法により操作される脳内情報処理の動態解明 芝田 純也   
(新潟医療福祉大学・理学療法学科)
21 ヒト脳におけるドーパミン神経投射関連線維束の個人特徴分析の検討 森田 賢治   
(東京大学・大学院教育学研究科)
22 水分・塩分欲求および血圧を司る神経回路機構の解明 松田 隆志   
(岐阜大学・高等研究院・One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター)
23 マウス大脳皮質広域多層Ca2+イメージングを可能とするウイルスベクターの開発と導入法の確立 上森 寛元   
(理化学研究所・脳神経科学研究センター)
24 線虫C. elegansにおける、VRを用いた生存戦略の多次元評価法の確立 武石 明佳   
(神戸大学・大学院理学研究科)


 
25 原索動物幼生の遊泳運動に関わる神経回路の解明 岩﨑 広英   
(群馬大学・大学院医学系研究科機能形態学分野)
26 IgGとFcγ受容体の相互作用様式の探査 谷中 冴子   
(東京科学大学・総合研究院フロンティア材料研究所)

 
27 アデノ随伴ウイルスを用いたシナプス増強法の開発 等 誠司   
(滋賀医科大学・医学部)
28 マルチモダルMRIによる向社会性に関連する脳機能、構造ネットワークの同定 松田 哲也   
(玉川大学・脳科学研究所)

 
29 感覚認知におけるオリゴデンドロサイトの機能解析 長内 康幸   
(自治医科大学・医学部解剖学講座組織学部門)
30 神経発達症の脳ダイナミクスに基づく状態バイオマーカーの開発 中村 元昭   
(昭和医科大学・発達障害医療研究所)

 
31 機能的MRI・構造MRI・定量的MRIデータの統合解析によるヒト低次視覚野の組織構造特性の共変性及び遺伝性の検討 上﨑 麻衣子   
(神戸大学・システム情報学研究科)
32 二光子励起顕微鏡を用いたマウス心室貫壁性カルシウム動態の性差解析 黒川 洵子   
(静岡県立大学・薬学部)

 
33 肥満・糖尿病に伴う自律神経障害の病態形成メカニズムの解明と新規治療法の開発     志茂 聡   
(健康科学大学・健康科学部リハビリテーション学科)


 
34 神経発達症における生活習慣・社会環境と白質線維束微細構造の関係 石原 暢   
(神戸大学・人間発達環境学研究科)

 
35 酢酸菌のセルロース繊維生合成に関わる巨大膜タンパク質複合体の構造解析 田島 健次   
(北海道大学・大学院工学研究院)

 
36 霊長類緑内障モデルにおける網膜中心窩回路のリモデリング解析 秋葉 龍太朗   
(千葉大学・大学院医学研究院眼科学)
37 優性遺伝性視神経萎縮症モデルマウス視神経の微細構造の解析 平林  祐介   
(東京大学・大学院工学系研究科)
38 脳波ダイナミクスと機械学習による脳卒中後の回復評価 河野 悌司   
(森之宮病院・神経リハビリテーション研究部)

 
39 ウイルスベクターを用いたシナプス蛋白質の局在制御因子群の解析 深田 正紀   
(名古屋大学・大学院医学系研究科)
40 ヒト視床—皮質ネットワークの神経動態解析による意識制御機構の研究 高山 裕太郎   
(横浜市立大学附属市民総合医療センター・脳神経外科学)
41 Serial block-face 走査型電子顕微鏡を用いた腸管神経系などの発生過程の解明 万谷 洋平   
(神戸大学・大学院農学研究科)
42 ヒト空間認識の個人差に関わる神経機構の検討 細田 千尋   
(東北大学・大学院情報科学研究科)
43 多光子顕微鏡のための超短光パルスファイバーレーザーの開発 藤 貴夫   
(豊田工業大学・大学院工学研究科)
44 安静時脳内ネットワークのダイナミクスの新規解析法の臨床応用 服部 憲明   
(富山大学・学術研究部医学系)
45 マーモセット視覚系白質線維束の構造的再評価     一戸 紀孝   
(国立精神・神経医療研究センター・神経研究所微細構造研究部)
46 ウイルスを用いたグルタミン酸・GABA両作動性神経細胞遺伝子操作による神経回路と機能の解析 八木 健   
(大阪大学・大学院生命機能研究科)
47 精巣のトリセルラータイトジャンクションの三次元微細構造の解析 若山友彦   
(熊本大学・大学院生命科学研究部)
48 てんかんや運動異常症において、深部脳刺激が神経活動におよぼす視床の長期的可塑性 田村健太郎   
(国立病院機構奈良医療センター・脳神経外科)

 
49 ヴァーチャルリアリティ制御環境における多様な行動戦略の解析 酒井 裕   
(玉川大学・脳科学研究所)
50 生後脳におけるニューロン新生領域と移動する新生ニューロンを取り巻く微小環境の超微細構造解析 澤本 和延   
(名古屋市立大学・大学院医学研究)
51 光・薬理遺伝学的手法とin vivoパッチクランプ法による疼痛中枢性制御機構の解明 古江 秀昌   
(兵庫医科大学・医学部 生理学神経生理部門)

 
52 霊長類脳におけるウイルスベクターを用いた光遺伝学・化学遺伝学技術による細胞種特異的機能操作法の開発 山口 玲欧奈   
(京都大学・医学研究科・神経生物学分野)
    ③
53 アデノ随伴ウイルスベクターを用いた神経・グリア細胞の発生・発達・恒常性維持機構とその破綻メカニズムの解明 備前 典久   
(京都大学・大学院医学研究科)
54 低温電子顕微鏡を用いたキネトデスマータ類繊毛虫の細胞構造解析 石田 秀樹   
(島根大学・生物資源科学部)
55 光スイッチング赤色蛍光タンパク質(rsRFP)を用いた二光子RESOLFT超解像イメージング法の開発 永井 健治   
(大阪大学・産業科学研究所)
56 霊長類における嗅内皮質回路の進化と機能の解明 大原 慎也   
(東北大学・大学院生命科学研究科)
57 "ステロイド自律過剰産生細胞におけるコレステロール取り込み表現型と細胞形態像、脂肪滴の三次元的超微形態像との相関性"     山﨑 有人   
(東北大学病院・病理部)

 
58 末梢神経微細構造の立体解析 檜山 武史   
(鳥取大学・医学部)
59 ウィルスベクターを用いた内分泌・自律神経制御ネットワークの解明 檜山 武史   
(鳥取大学・医学部)    
 
60 関心脳波律動を増幅させる⾮侵襲的脳刺激法の開発ー律動周期の変化をリアルタイムに予測して刺激タイミングを決定するアルゴリズムの開発 阿部 十也   
(国立精神神経医療研究センター・脳病態統合イメージングセンター)


計画共同研究(動物資源共同利用研究センター)

①モデル動物の作製
②マウス・ラットの行動・生理機能解析
 (A)情動、学習・記憶に関わる行動の評価及び神経・筋活動の解析 
 (B)マウスを用いた非侵襲的4次元心機能および脳/末梢循環の超 音波イメージング計測 
 (C)病態モデルマウスを用いた神経・免疫連関の機能解析 
 (D)生体脳細胞活動計測と操作 
 (E)生体生理計測とその解析
③マカクザルの行動・神経活動解析

No. 研究課題名 氏 名 研究分類
1 精神疾患発症リスクバリアントに基づくモデルマウスの脳波を含む表現型の脳内分子機構解明を介した、精神疾患病態解明 尾崎 紀夫   
(名古屋大学・大学院医学系研究科精神疾患病態解明学)

 
2 光・化学遺伝学を用いたチック症の病態解明 橘 吉寿   
(神戸大学・大学院医学研究科生理学分野)
3 ラットを用いた長期的な脳波計測と行動解析 篠原 良章   
(山梨大学・医学部解剖学システム生物学教室)
4 哺乳類の受精後発生を支える転写因子の同定と機能解明 石内 崇士   
(山梨大学・大学院総合研究部)
5 不公平嫌悪の神経メカニズムの解明 則武 厚   
(富山大学・学術研究部医学系)

 
6 神経麻痺性角膜症に対するTRPA1チャネルを標的とした治療法 岡田 由香   
(和歌山県立医科大学・紀北分院・眼科)

 
7 循環器疾患モデルおよび代謝異常関連脂肪性肝疾患モデルを利用した新規超硫黄プローブの有用性の検証 西山 和宏   
(大阪公立大学・獣医学部獣医学科)
8 糖代謝恒常性制御システムと疾患発症メカニズムの解明 稲田 明理   
(奈良女子大学・研究院 生活環境学系)
9 哺乳類の生殖機能を制御する中枢メカニズム解明のための遺伝子改変ラットの作製とその解析 上野山 賀久   
(名古屋大学・大学院生命農学研究科)
10 視覚刺激依存的な髄鞘形成機構の解明 長内 康幸   
(自治医科大学・医学部解剖学講座組織学部門)
11 心臓特異的遅延整流性カリウムチャネル発現マウスを用いた心臓代償機構の解析 黒川 洵子   
(静岡県立大学・薬学部)
12 循環器疾患モデルマウスにおける超硫黄の生理的意義の解明および新規治療への応用 加藤 百合   
(九州大学・大学院薬学研究院)
13 TRPC3-Flag, TRPC6-Flag, Drp1-Flagマウスの作製 加藤 百合   
(九州大学・大学院薬学研究院)
14 脳機能にけるセロトニン5-HT2A受容体の役割解明 衣斐 大祐   
(名城大学・薬学部)
15 新規アルツハイマー病モデルマウス表現型の行動薬理学的及び神経生理学的解析 歌 大介   
(富山大学・学術研究部薬学・和漢系)
16 ミクログリア‐脳内脈管系ネットワークの生体イメージング解析 鶴田 文憲   
(筑波大学・生命環境系)
17 脳室内薬物投与による新規パーキンソン病神経保護治療法の開発 島津 秀紀   
(武庫川女子大学・薬学部)
18 パーキンソン病モデルラットにおける嚥下機能の解析 畑中 伸彦   
(愛知学院大学・歯学部)
19 線条体傷害からの再生過程における大脳基底核の直接路および間接路の機能 籾山 俊彦   
(東京慈恵会医科大学・医学部薬理学講座)
20 PSD-95制御因子群によるシナプス制御機構の解明 深田 正紀   
(名古屋大学・大学院医学系研究科)
21 AMPA型グルタミン酸受容体機能を制御するLGIファミリー関連遺伝子改変マウスの行動学的表現型解析 深田 正紀   
(名古屋大学・大学院医学系研究科)
22 腎臓特異的Sall1 cKOラットの作製 正木 英樹   
(東京科学大学・総合研究院幹細胞治療研究室)
23 慢性期脳梗塞患者の神経ネットワーク活性化を誘導する課題指向型運動介入基盤構築 中村 高仁   
(埼玉県立大学・保健医療福祉学部)
24 ドーパミン受容体コンディショナル変異マウスを用いた運動制御と記憶学習機能の解析 笹岡 俊邦   
(新潟大学・脳研究所生命科学リソース研究センター動物資源開発研究分野)
25 確率的分子バーコードがもたらす精緻な神経回路の機能および形成機構の解明 金子 涼輔   
(奈良県立医科大学・医学研究科)
    ②
26 大脳基底核における随意運動と神経変性疾患発症の分子メカニズム解明 佐野 裕美   
(藤田医科大学・精神・神経病態解明センター)
27 パーキンソン病モデル動物におけるドパミンシグナル伝達の役割と創薬への応用 貝淵 弘三    (藤田医科大学・精神・神経病態解明センター)
28 神経細胞の個性がつくる機能的回路形成メカニズム 八木 健   
(大阪大学・大学院生命機能研究科)
29 神経活動制御に関わるクラスター型プロトカドヘリンの機能解析 八木 健   
(大阪大学・大学院生命機能研究科)
30 神経回路を精緻化する分子メカニズムの解明 金子 涼輔   
(奈良県立医科大学・医学研究科)

 
31 前駆細胞リプログラミング技術による個体老化防止への革新的アプローチ 高山 直也   
(千葉大学・大学院医学研究院)    

 
32 CRISPR/Cas9 systemによる受容体特異的Creノックインマウスの作製とin vivo/ex vivo イメージングによる受容体生理機能の解明 城(渡辺) 愛理   
(慶應義塾大学・医学部)
33 細胞外環境変化に対するミクログリアの応答と神経・免疫細胞との機能連関 堀内 浩   
(豊橋技術科学大学・次世代半導体・センサ科学研究所)


 
34 生体内の単細胞標識を可能とする動物モデルの作成 杉尾 翔太   
(名古屋大学・大学院医学系研究科)

 
35 生得的ドパミン欠乏マウスにおける運動異常の解析 一瀬 宏   
(東京科学大学・生命理工学院)
36 脳の神経回路形成と神経疾患に関わる遺伝子の解析 平山 晃斉   
(徳島大学・大学院医歯薬学研究部)
37 グリア細胞の異常が脳機能およびマウスの行動に与える影響についての解析 竹林 浩秀   
(京都大学・大学院医学研究科)    

過去の採択一覧・成果