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生理研について

生理研が関わる研究活動プロジェクト

生理学研究所の研究者や職員が中心的な役割を果たしている国内外の学際的研究プロジェクト等を紹介します。

生理研が中心的役割を果たしている研究プロジェクト

1.日米脳 ~ 日米科学技術協力事業「脳研究」分野

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 日米科学技術協力事業は両国政府間の協定にもとづいて1979年から行われている事業であり、このうちの「脳研究」分野は平成12年度(2000年)に開 始されました。日本側が生理学研究所、米国側はNIH傘下の神経疾患卒中研究所(NINDS)が担当機関となって両国研究者の協力事業を支援しています。
URL:https://www.nips.ac.jp/jusnou/
 

2. 脳神経科学統合プログラム(脳統合、Brain/MINDS 2.0)2021年度ー2029年度

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 2023年度より開始された日本医療研究開発機構(AMED) 脳神経科学統合プログラム(脳統合)の中核拠点の分担研究機関として,生理学研究所が参画いたしました。脳統合は,基礎と臨床の連携やアカデミアと産業界の連携の強化により,これまでの革新技術・研究基盤の成果を発展させ,脳のメカニズム解明等を進めるとともに,数理モデルの研究基盤(デジタル脳)を整備し,認知症等の脳神経疾患の画期的な診断・治療・創薬等シーズの研究開発を推進するプログラムです。
URL:https://brainminds.jp/
 

3.科学研究費助成事業「学術変革領域研究(学術研究支援基盤形成)」【先端バイオイメージング支援プラットフォーム】
2022年度ー2027年度

ABiS2022   
 2022年度より開始された学術変革領域研究(学術研究支援基盤形成)のひとつである,ABiSの運営事務局を担当しています。ABiS は,生理学研究所と基礎生物学研究所が中核機関を担う,各種顕微鏡や MRI に よる先端的イメージング観察・画像解析技術支援プラットフォームです。研究所本体が進める共同利用研 究と相補的な取組として,全国の連携機関とネットワークを構成し,オーダーメイド型の支援を行います。 2016年度から2021年度まで実施されてきた先行事業で培ったコミュニティの結束を継承し,革新的なイメージング技術を提供することで,我が国の生命科学研究の推進をサポートします。
URL:https://www.nibb.ac.jp/abis/


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4.文部科学省 共同利用・共同研究システム形成事業
「学際領域展開ハブ形成プログラム」
「分子・生命・生理科学が融合した次世代新分野創成のためのスピン生命フロンティアハブの創設(スピン生命フロンティア)」

 
 スピン生命フロンティアは、令和5年度 文部科学省の共同利用・共同研究システム形成事業である「学際領域展開ハブ形成プログラム」に採択された事業です。
中核を担う生理学研究所は、分子科学研究所、生命創成探究センターとともに「スピン生命科学コア」を形成。さらに、各分野をリードする4つのノード機関と連携することで、多様な磁気共鳴(MR)装置と多彩な専門人材を集約した全国的な共同利用・共同研究体制を確立しました。
この体制を通じて、国内外の分野融合研究を推進するとともに、分野横断的な人材の育成と交流の場を創出しています。そして、「スピン生命科学」の発展と、次世代社会を実現する技術開発に貢献します。
URL:https://www.nips.ac.jp/spinl/

 

5.地域中核‧特⾊ある研究⼤学強化促進事業(J-PEAKS)

藤田医科大学
「世界トップレベルの精神・神経病態研究拠点を形成し、唯一無二のアカデミア創薬エコシステムを確立する」

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 げっ歯類と非ヒト霊長類をモデル動物として、最先端の電子・光学顕微鏡や電気生理学的手法を用いて分子から細胞、さらに臓器から個体までをシームレスにつなぐ多階層の研究を推進することで、精神・神経疾患の理解に資する生理機構を解明し、藤田医科大学が目指す世界トップレベルの精神・神経病態研究拠点の形成と、創薬及び疾患の病態解明に貢献します。
URL:https://www.fujita-hu.ac.jp/jpeaks/

立命館大学

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 J-PEAKS事業は、我が国の研究力の持続的発展を牽引する研究大学群の形成を通じて、社会課題の解決や研究成果の国際的展開を推進することを目的としています。立命館大学は本事業において、世界を先導する身体圏研究の研究推進および人材育成拠点として、研究と社会実装が循環する次世代研究大学の実現を目指しています。生理学研究所は連携大学として、本取組に参画し、身体圏研究の推進に貢献します。
URL:https://r-jpeaks.ritsumei.ac.jp/
 

6.ヒトの発達と社会性に関するヒューマンサイエンス研究領域連携拠点

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 生理学研究所(大学共同利用機関)は、玉川大学脳科学研究所(社会神経科学研究拠点)、同志社大学赤ちゃん学研究センター(赤ちゃん学研究拠点)、昭和大学発達障害医療研究所(発達障害研究拠点)とともに、ヒトの発達と社会性に関する学術分野において相互の連携を深め、関連分野の学際研究の推進ならびに共同研究環境の整備を通じて、学術および科学技術の振興と次世代を担う若手人材の育成に貢献することを目指しています。

URL:https://hito4.jp/
 

産学連携プロジェクト

1.社会連携トレーニングコース

企業研究者を対象としたトレーニングコースを実施しています。

URL:https://www.nips.ac.jp/cooperation/training/


 

 

その他のプロジェクト・所内開設ホームページ

1.生理学技術研究会

project_site7.jpg本研究会は、大学、高等専門学校及び研究機関等における医学、生物学、工学分野の技術職員が、業務遂行上の技術的問題や些細な疑問点、失敗事例の集積、実 験施設や機器の管理・運営問題等の討論を通して、研究および教育活動に寄与するとともに、技術ネットワークの拠点形成を行うことを主旨としています。
URL:https://www.nips.ac.jp/giken/

 

2.生理科学実験技術トレーニングコース

TC2025poster.png医学生理学の技術トレーニングを生理学研究所にて夏期に集中しておこなう若手研究者育成プロジェクトです。
URL:https://www.nips.ac.jp/training/2025/





 

3.生理学実験技術データベース

project_site9.jpg生理学研究所で培われた実験技術等のデータベースです。
URL:https://www.nips.ac.jp/tech/ipr/

 



 


終了したプロジェクト

プロジェクト名
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト」
新学術領域研究「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解」