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研究活動

Research

国際交流

 生理研においては,国際的研究機関として以下のような国際交流が盛んに行われています。生理研には外国人客員研究職員を招聘する制度があり,この枠組みを活用して一流の研究者が中長期滞在して共同研究を行っています。外国人客員教授には共同研究の実施の傍ら,若手研究者の教育等にも協力していただいています。2014 年度には外国人客員教授が3 年の任期でPrincipal Investigator (P.I.)として運営する「国際連携研究室」を設置し,第三期となる2020 年度からは,第二期に引き続き,Denis Le Bihan 教授(フランス原子力・代替エネルギー庁・Neurospin,元Director)がP.I.として研究室を運営しています。その他,日本学術振興会外国人特別研究員の制度等を利用して,海外のポスドク研究者や大学院生が滞在しています。また,多数の留学生が総合研究大学院大学・生理科学専攻に入学し,生理研所属の大学院生として活発に研究活動を行っています。
生理研の主要な国際交流活動のひとつとして,生理研国際シンポジウムが毎年連綿と開催されています。生理研の教授がオーガナイザーを務め,海外より10 名程度,国内からもほぼ同数の一流研究者を招聘して行うもので,総参加者数は 例年100-150 名程度です。2019 年度の第 50 回生理研国際シンポジウムは,12 月4 日- 12 月7 日の3 日間,“MIRACLES in Cardiovascular Physiology” と題し,岡崎コンファレンスセンターにて開催されました (オーガナイザー:西田基宏教授)。海外講演者8 名と国内講演者18 名に講演いただき,また,40 題のポスター発表が行われました。参加者は,招待講演者を含め約100 名でした。2020 年度には “ 細胞間結合タイトジャンクション(仮題)” と題した第51 回生理研国際シンポジウム(オーガナイザー:古瀬幹夫教授)の開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響により、2021年度に延期されました。また,2008 年度より生理研研究会の国際版である国際研究集会が開始され,2020 年度は,所外にて1 件をオンラインで開催しました。
生理研は,Korea 大学医学部および Yonsei 大学医学部・歯学部(韓国),チュービンゲン大学 Werner Reichardt 統合神経科学センター(ドイツ),チュラロンコン大学薬学部(タイ),ニューサウスウェールズ大学医学部(オーストラリア),ニューロスピン(フランス),マギル大学(カナダ)の各機関と,国際学術交流協定を締結し,活発な相互学術交流活動を行っています。2020年度には、Korea 大学およびYonsei 大学との学術交流協定の期間延長のための調印式をオンラインにて実施しました(図1, 2)。2019 年度には,マギル大学に8 名の研究者を派遣して合同シンポジウムおよびワークショップを実施するとともに,マギル大の2 名の大学院生が生理研に約5 週間滞在し共同研究に取り組みました。また,8 名の大学院生を含む24 名の研究者をKorea 大学に派遣して,Korea 大学および Yonsei 大学との合同シンポジウムを,8 名の研究者をチュラロンコン大学に派遣して合同シンポジウムを,それぞれ行いました。さらに,チュービンゲン大学および北京大学との合同シンポジウムを,13 名の海外研究者を招いて生理研にて開催しました。2020 年度も,マギル大学との合同シンポジウムを生理研にて,チュービンゲン大学との合同シンポジウムをドイツにて開催することを計画していましたが,COVID-19 の影響により延期されました。2021 年度はCOVID-19 の拡大の状況を注視しつつ,オンラインでの実施も視野に入れて国際交流活動を再び活発化させたいと考えています。
これら以外にも,生理研内の予算や自然科学研究機構のプロジェクトの予算,および外部から獲得した各種研究費を使用して研究者を招聘もしくは派遣し,多数の国際共同研究を実施し,優れた成果を挙げています。

 

Fig 1 Korea_01.jpg

図 1  
Korea 大学医学部との学術交流協定の期間延長のためのオンライン調印式

 

 

 

Fig 2 Yonsei_01.jpg

図 2 
Yonsei 大 学医学部および歯 学部との学術交流 協定の期間延長の ためのオンライン 調印式
 

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