Graduate School

大学院教育

各種研究機関との連携のもと、
未来の生理学研究を担う
若手研究者を育成します

授業の詳細

演 題 分子細胞生理学II
日 時 10:00〜12:00
要 旨

授業の概要
講義シリーズの第 1, 2 回においては、神経細胞等の静止膜電位と興奮性の成り立ち等の、一般細胞生理学の基礎事項について解説し、続いて、イオンチャネルや受容体の、分子の多様性と機能発揮のメカニズムについて解説する。第3, 4回においては、多くの器官の生理機能を担う上皮の基本機能として、上皮による物質輸送および上皮の恒常性維持のしくみを解説する。第5, 6回においては、細胞内情報伝達機構、タンパク質の翻訳後修飾およびシナプス構築の分子基盤について解説し、それぞれの代表例を紹介する。第7, 8回においては、細胞内における可溶性タンパク質、膜タンパク質の構造と機能の相関、そしてその構造解析手法について解説する。

実施場所
Online (Zoom)

使用言語
英語

参考図書
(1) Ion channels of excitable membranes 3rd Edition (by Hille B), Sinauer, 2001
(2) Mark F.Bear et al,「Neuroscience: Exploring the Brain, Fourth edition」:Lippincott Williams & Wilkins Inc.
(3) Boron & Boulpaep "Medical Physiology 3rd Edition", Elsevier  

 

Syllabus Syllabus