Graduate School

大学院教育

各種研究機関との連携のもと、
未来の生理学研究を担う
若手研究者を育成します

授業科目(研究に関連する科目)

  • 先端学術院特別研究
  • 生理科学プログレス
  • 生理科学論文演習
 

先端学術院特別研究

概要

先端学術院特別研究ⅠA
受講者は指導教員と協働し各自の研究課題を設定した上で、当該課題の学術的背景を調査し、基礎となる関連学理を理解する。実際の課題において初期的な検討を開始し、課題研究を遂行する上で必要な基盤手法を習得する。

先端学術院特別研究ⅠB
受講者は課題の基礎的検討を進めながら、解決すべき研究上の問題点を整理し、指導教員との議論を重ねながら中期的な研究計画を立案しその解決に取り組む。問題解決に向けた研究上の適切な方法論(データの整理や解釈、研究課題の拡張や選択・集中の進め方など)を習得する。

先端学術院特別研究ⅡA
受講者は各自の研究課題の進捗によって研究課題の選択・集中に注力する。また指導教員と議論を重ねながら、必要に応じて研究課題の設定を見直し研究計画を適切に修正し、柔軟かつ合理的に研究検討を深めていく。さらに当該研究課題の周辺領域との連関を理解する。

先端学術院特別研究ⅡB
受講者は各自の研究課題において得られた成果やデータの一般性や深度・精度を、客観的な評価に資する高質な水準へと向上させる。受講者は研究課題に関して、ここまでの理解や研究成果を整理する。

先端学術院特別研究ⅢA
【5年一貫制博士課程】初動2年間の研究課題への取り組みに立脚し、より学問的に高度な博士学位研究課題を設定する。必要に応じて、課題の再設定や研究方向の大幅な見直しを行う。設定された研究課題に対して、受講者が主体的に研究計画を立案し、研究を推進する。
【博士後期課程】各自固有の学術背景を活かしつつ指導教員との協働によって博士学位研究の課題を設定した上
で、当該課題の研究領域における学術背景を調査し、基礎となる関連理論を理解する。実際の課題において初期
的な検討を開始するとともに、課題研究を遂行する上で必要な調査・研究手法や言語など、身につける必要のある
知識・技能を確認した上で具体的な履修計画をたて、実行に着手する。

先端学術院特別研究ⅢB
【5年一貫制博士課程】研究課題に集中し、国際的水準に照らして十分に評価されるレベルの成果に到達する。その上で各自の研究課題をさらに拡張あるいは深掘りし、より高度な研究へと進む。研究計画通りに進捗が見られない場合には、その問題点を合理的に整理し、問題解決に道筋をつける。
【博士後期課程】研究課題をさらに拡張あるいは深化させ、関連学術領域の国際的水準に照らして十分に評価されるレベルの博士学位研究課題を設定する。設定された研究課題に対して、受講者が主体的に研究計画を作成するとともに、必要な準備等を進める。

先端学術院特別研究ⅣA
【5年一貫制博士課程】研究課題を集中的に遂行する。本講においては、国際的な学術論文あるいは国際的な学会・シンポジウムなどにおいてその成果を公表し周辺学術領域からの客観的な評価を得ることを目安とする。課題研究の進捗や展開に応じて外部(国内外)の関連研究チームとの協働やインターンとしての研究参加を主体的に進める。
【博士後期課程】自ら設定した研究課題を関連学術領域の方法論に基づき集中的に遂行する。その上で、必要に応じて、課題の再設定や研究方向の見直しを行う。研究計画通りに進捗が見られない場合には、その問題点を合理的に整理し、問題解決に道筋をつける。

先端学術院特別研究ⅣB
【5年一貫制博士課程】博士学位の取得に向けて成果を集積し、その総合的意義を客観的に自己評価した上で、未踏の研究課題を探索し、その先導的な研究に挑戦する。あるいは集積してきた成果を取りまとめ、大きな枠組みでの成果発表(総合論文や総合講演など)を行う。
【博士後期課程】集積した成果を演習等で発表することで、多角的で独創的な議論を展開することを目指す。また博士学位研究の全体を構想するとともに、各自の研究成果の周辺領域や社会における学術的意義付けを理解する。

先端学術院特別研究ⅤA
【5年一貫制博士課程】ここまでに集積してきた研究成果が自身の研究領域にもたらす新たな価値を理解し、その向上に資するさらに先導的・先進的な研究を推進する。また博士学位研究の全体を俯瞰し、各自の研究成果の周辺領域や社会における学術的意義付けを理解する。
【博士後期課程】ここまでに集積してきた研究成果が自身の研究領域にもたらす新たな価値を理解し、その向上に資するさらに先導的・先進的な研究を推進する。本講においては、自身の研究領域の学術論文あるいは共同研究会・シンポジウム・学会などにおいてその成果を発表し、周辺学術領域からの客観的な評価を得ることを目安とする。

先端学術院特別研究ⅤB
【5年一貫制博士課程】博士学位論文の作成に集中的に取り組み、作成上必要なデータの整理や文献の調査を実施する。さらに学位論文を補強する研究データの獲得に取り組む。論文作成においては論理的記述手法や論文作成上の学問倫理を習得する。必要に応じて優れたプレゼンテーション方法も習得する。
【博士後期課程】博士学位論文の作成に集中的に取り組み、作成上必要なデータの整理や文献の調査を実施する。さらに学位論文を補強する研究データの獲得に取り組む。論文作成においては論理的記述手法や論文作成上の学問倫理を習得する。必要に応じて優れたプレゼンテーション方法も習得する。

生理科学プログレス

概要 

生理科学プログレスⅠA
5年一貫制の1年生が、研究課題とその学術背景を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅠB
5年一貫制の1年生が、研究課題を遂行するために立案した研究計画と研究の進捗を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言をもらう。

生理科学プログレスⅡA
生理科学プログレスIB以降の研究の進捗や研究計画の修正を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅡB
2年間進めてきた研究で得られた成果やデータを整理して、指導教員やそれ以外の教員に発表し、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅢA
5年一貫制の学生は2年間の研究に基づき、博士学位のための研究計画を立案し、研究を進める。博士後期課程の1年生は博士学位研究のための課題を設定し、研究計画を立案する。学生はこれらを指導教員やそれ以外の教員に発表し、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅢB
生理科学プログレスIIIA以降の研究の進捗や研究計画の修正を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅣA
生理科学プログレスIIIB以降の研究の進捗や研究計画の修正を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅣB
生理科学プログレスIVA以降の研究の進捗や研究計画の修正を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅤA
生理科学プログレスIVB以降の研究の進捗や研究計画の修正を指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学プログレスⅤB
博士論文作成の状況あるいは博士論文作成に向けた研究の進捗について、指導教員やそれ以外の教員に発表して、研究やプレゼンテーションについて助言を受ける。

生理科学論文演習

概要 

生理科学論文演習ⅠA
最新の生命科学論文の精読、説明、議論を行う演習に参加して、論文の概要を理解する。

生理科学論文演習ⅠB
最新の生命科学論文の精読、説明、議論を行う演習に参加して、論文の研究成果の詳細を理解する。

生理科学論文演習ⅡA
最新の生命科学論文の精読、説明、議論を行う演習に参加して、研究に用いられる実験手法を理解する。

生理科学論文演習ⅡB
最新の生命科学論文の精読、説明、議論を行う演習に参加して、先行研究からの研究の発展を理解する。

生理科学論文演習ⅢA,ⅢB
最新の生命科学論文の精読、解説、議論を行う演習に参加して、研究の背景、結果、議論を流れる論理を深く理解する。

生理科学論文演習ⅣA, ⅣB
最新の生命科学論文の精読、説明、議論を行う演習に参加して、科学的知見に加えて、論文に用いられる英語表現を習得する。

生理科学論文演習ⅤA, ⅤB
最新の生命科学論文の精読、説明、議論を行う演習に参加して、論文を批判的に評価する能力を身につける。