脳科学の進歩により、ヒトの脳機能について理解が深まり、また神経難病の治療法も開発されてきました。一方、脳科学が社会に及ぼす影響や安易な流用(脳科学神話)など心配すべきこともあります。 池内了(総研大)、河野哲也(立教大)、定藤規弘(生理研)、藤田一郎(大阪大)、米本昌平(東京大)の各パネリストとともに、脳科学と社会のあり方について考えてみたいと思います。