Research

研究活動

代謝生理解析室

研究部門メンバー

マウス・ラットのin vivoにおける神経活動及び代謝解析

 代謝生理解析室では,遺伝子改変動物及び様々な病態生理学的状況における実験動物の代謝,神経活動を,in vivo において解析し,標的遺伝子,タンパク質の機能を明らかにすることを目的とします。同室では,遺伝子改変動物作製室あるいは各研究者が作成,保有する遺伝子改変動物などを用いて以下の項目を計測します。

1) 運動系を中心とした覚醒下での単一ニューロン活動などの神経活動の計測
2) フラビン及びヘモグロビン由来の内因性シグナルを利用した脳領域活動と膜電位感受性色素を用いた回路活動のイメージング
3) 自由行動下における摂食,エネルギー消費の計測
4)自由行動下における体温,脈拍数,血圧の計測
5)麻酔マウスを用いた臓器形態-機能連関(肝・腎・血管)、4次元心機能変化,微小循環血流量(脳・臍帯)の非侵襲的超音波イメージング
6)円形温度グラジエント装置によるマウス温度嗜好性解析