Research

研究活動

岡崎連携プラットフォームスピン生命科学コア

研究部門メンバー

分子・生命・生理科学を統合した新たな融合的MR研究拠点の設立

 2024年7月に設立された「スピン生命科学コア」は、2年目を迎え、生理学研究所、分子科学研究所、生命創成探究センターの緊密な連携により、新規MRプローブの開発からモデル動物の画像計測までを一貫して担う研究体制を確立しました。
2025年度は、前年度に設置された卓越した知見を持つ客員教員が主宰する2つの客員部門が研究活動を本格化させたほか、新たに高堂裕平主幹研究員を客員教授として迎え、3つ目の客員部門を設立しました。これにより、各専門分野の高度な融合が実現し、全国にわたる多角的な分野融合型共同研究がより強固に推進されることが期待されます。
 さらに、「スピン生命科学コア」は、京都大学 化学研究所、大阪大学 蛋白質研究所、新潟大学 脳研究所、量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所の4つの連携機関(ノード)と協力し、全国規模の共同利用・共同研究ネットワークを形成しています。これまでの成果を礎に、2025年度は「新規融合型研究の推進」「全国の研究者の参画促進」「人材育成の強化」という3つのミッションをさらに深化させました。
 特に人材育成においては、若手研究者の国際的な視野の醸成と海外研究機関との連携強化を目的に、海外派遣への助成を積極的に実施したほか、京都大学 化学研究所において「第2回Spin-L若手の会リトリート」を開催しました。若手研究者や技術者が自発的に企画・運営するこの交流の場は、所属の枠を超えた新たな融合研究の芽を育む重要な機会となっています。
加えて、他事業との共催による技術トレーニングコースやワークショップの実施、日本神経科学大会等における協賛シンポジウムの開催など、関連学会との連携を通じた学術的プレゼンスの向上にも注力しました。これら多角的な活動を通じ、最先端の磁気共鳴(MR)技術を基盤とした「スピン生命科学」の知見を国内外へ広く展開しています。

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