日 時 | 2006年04月05日(水) 16:00 より 17:00 まで |
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講演者 | 森 誠之 博士 |
講演者所属 | Johns Hopkins大学 バイオメディカルエンジニアリング学部 研究員 |
お問い合わせ先 | 井本敬二 (神経シグナル 5886) |
要旨 |
電位依存性Ca2+チャネルのカルシウム依存的フィードバック制御が カルシウム結合蛋白質"カルモジュリン(CaM)"の直接相互作用によって成されて いることが明らかになってきた。ここで、CaMはL型Ca2+チャネルに 対してはネガティブフィードバック、逆にP/Q型Ca2+チャネルに対し てはポジティブフィードバックの方向に働くことが知られているが、それらの分 子機構についてはまだ良く分かっていない。そこでこれら両極的な機能を比較す ることで、鍵となる分子機構を見出したい考えた。グリシンリンカーを用いたエ ンジニアCa2+チャネルや、FRETなどの実験から得られた予備的な結 果を紹介したい。 |