日 時 | 2006年05月11日(木) 12:20 より 13:00 まで |
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講演者 | 瀬藤 光利 助教授 |
講演者所属 | 岡崎統合バイオサイエンスセンター戦略的方法論(ナノ形態生理) 部門 |
お問い合わせ先 | 分子神経生理部門 小野 勝彦 |
要旨 |
神経活動の制御において神経伝達物質放出の制御が重要である。プレシナ プスの蛋白質RIM1αはアクティブゾーンを構成し、シナプス小胞の放出に関与 していると考えられているが、その制御機構は明らかでない。今回、我々は SAD1キナーゼがRIM1αを直接リン酸化し、グルタミン酸の放出確率を制御する こと(Neuron in press)、さらに新規ユビキチンリガーゼがRIM1αを直接ユ ビキチン化しプロテアソーム依存的に分解すること(投稿中)を見出したの で、それら酵素のミュータントマウスの質量顕微鏡による解析を交えて紹介し たい。 |