日 時 | 2007年07月11日(水) 16:00 より 17:00 まで |
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講演者 | 三輪 佳宏 先生 |
講演者所属 | 筑波大学大学院人間総合科学研究科 |
お問い合わせ先 | 根本 知己 (生体情報解析室) |
要旨 |
蛍光タンパク質を用いた生きた細胞や動物でのイメージングは生命科学における基本技術になりつつある。蛍光タンパク質は遺伝子を導入するだけで光ることが最大の特徴であるが、最近の技術開発によって、様々な特徴を持つものが応用されている。 演者は細胞内の分解制御機構を組み合わせることによってコントラストを生み出す、デグラトンプローブと名付けた技術開発を進めており、マウスでのin vivoイメージングなどを実施している。 今回の発表では、photoconversionを起こす蛍光タンパク質Kaedeを応用した培養細胞における細胞内機能の解析や、抗生物質ドキシサイクリンを生きたマウスでイメージングするプローブの開発から実際のイメージング、特に血液脳関門のイメージングによる解析まで、現在開発を進めている方法を紹介し、蛍光イメージングの展望について議論したい。 |