日 時 | 2007年11月27日(火) 12:20 より 13:00 まで |
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講演者 | 大塚 岳 助教 |
講演者所属 | 大脳神経回路論研究部門 |
お問い合わせ先 | 東島 眞一 (統合バイオ・神経分化) |
要旨 |
機能的に似た細胞が集まったコラム構造が大脳皮質の情報処理の単位と考えられている。しかし、大脳皮質回路において細胞間で特異的に結合がなされサブネットワークを形成していることが近年報告されている。大脳皮質錐体細胞は形態学的、生理学的に様々なサブタイプに分類することができるが、これらの錐体細胞サブタイプが皮質回路において特異的に結合しサブネットワークを形成しているのかはまだ知られていない。今回、錐体細胞の発火特性に着目し、発火パタンで分類される5層錐体細胞サブタイプについて、2/3層錐体細胞から5層錐体細胞サブタイプへの結合特異性をスライスパッチ法とグルタミン酸による刺激法を用いて検討したのでその結果を報告したい。 |