日 時 | 2010年12月15日(水) 13:00 より 14:30 まで |
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講演者 | 村越秀治博士 |
講演者所属 | Duke University Medical Center, Neurobiology department, Ryohei Yasuda Lab 研究員 |
お問い合わせ先 | 生体恒常機能発達機構研究部門 鍋倉淳一 nabekura@nips.ac.jp |
要旨 |
シナプスの後端を形成するスパインの形状や大きさの変化は、シナプス結合の増強や収縮にともなって起こり、その形態変化は主にアクチンの動態により決定されている。アクチンの重合と脱重合を制御する中心的な分子としてCdc42,Rac1, RhoAなどの低分子Gタンパク質Rho GTPaseがよく知られているが、スパインへの入力刺激時にこれらの分子がどのように活性化しスパインの形態変化に関与しているのかは殆ど分かっていない。 |