| 日 時 | 2015年06月24日(水) 12:10 より 13:00 まで | 
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| 講演者 | 福永 雅喜 准教授 | 
| 講演者所属 | 生理学研究所 心理生理学研究部門 | 
| 場 所 | 生理研明大寺地区1階セミナー室 | 
| お問い合わせ先 | 乾 幸二(生理研・感覚運動調節研究部門 #7754) | 
| 要旨 | 
                 MRI による生体構造の観察は、空間分解能と信号雑音比 (SNR) とともに、組織パラメータである緩和時間およびコントラストに依存する。一方、静磁場強度の上昇は、SNR の上昇に加え、位相の分散やシフトを促進する。超高磁場 MRI では、これらに鋭敏な測定手法を選択することで、優れた組織のコントラストノイズ比 (CNR) が得られ、従来困難であった皮質層構造など脳微細構造の描出も可能となる。本セミナーでは、7T MRI によるヒトおよび 11.7T MRI による齧歯類の脳 MRI を、その使用経験も含め紹介したい。  |