日 時 | 2016年04月22日(金) 17:00 より 18:00 まで |
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講演者 | 金保 安則 教授 |
講演者所属 | 筑波大学医学医療系(生命医科学域)生理化学研究室 |
場 所 | 山手地区 3号館2階西 共通セミナー室 |
お問い合わせ先 | 西田基宏(生理学研究所・心循環シグナル研究部門) |
要旨 |
低分子量G蛋白質のArf6は、シグナル伝達系において分子スイッチとして機能しており、細胞レベルで細胞膜ダイナミクスに関連した細胞機能を制御している。我々は、1999年にArf6がリン脂質キナーゼのPIP5Kの活性をして細胞膜形態を制御するという非常に興味深い発見をして以来、Arf6の個体レベルでの生理学的および病理学的機能への関与について解析を進めており、Arf6シグナル伝達をターゲットとした創薬開発を模索している。本セミナーでは、これらの点について、極めて新規な知見を紹介し、議論したい。 |