日 時 | 2017年07月07日(金) 15:00 より 16:00 まで |
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講演者 | 猪股 秀彦 |
講演者所属 |
理化学研究所 多細胞システム形成研究センター(CDB) 体軸動態研究チーム・チームリーダー |
場 所 | 山手 3号館2階西 共通セミナー室 |
お問い合わせ先 |
古瀬幹夫 (生理研・細胞構造研究部門、furuse@nips.ac.jp、内線 5277) |
要旨 |
発生過程において、分泌蛋白質は胚内に濃度勾配を構築することが知られている。胚を構成する細胞は、この濃度勾配に従って異なる細胞へと分化し組織を形成する。これまでに分化を誘導する様々な分泌蛋白質(モルフォゲン)が同定されており、組織パターン形成の中心的な役割を果たしていることが知られている。一方、分泌蛋白質が溶解する細胞外体液の役割に関しては不明な点が多い。本セミナーでは、細胞外体液の動態が分泌蛋白質の分布及び形態形成に与える影響をアフリカツメガエル胚を指標に紹介する。 |