日 時 | 2017年10月24日(火) 16:00 より 17:00 まで |
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講演者 | 小西 行郎 先生 |
講演者所属 | 同志社大学赤ちゃん学研究センター・センター長 |
場 所 | 生理学研究所(明大寺地区)1F大会議室 |
お問い合わせ先 | 生体恒常性発達研究部門 鍋倉淳一 |
要旨 |
ASDについては現代ほぼその診断と療育を中心に研究が進んでおり、基礎研究では遺伝子(エピジェネチクスも含んで)研究が主体であると思われる。しかしながら、その発症メカニズムを胎児期から系統的に科学的に見ようとする試みはまだ不十分である。我々は5年前から文部科学省新学術領域研究「構成論的発達科学」において胎児期からの様々な生体機能リズムなどのバイオマーカの発見に努めてきた。その結果、心拍変動、深部体温、サーカディアンリズム、内分泌機能などの異常の多いASDの一群を発見し、生体機能リズムとしてのASDという仮説を立てたので、今回このことを中心に話をしたいと思っている。 |