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研究活動

セミナー詳細

2021年03月16日

fMRI研究に何ができるのか、何をするべきか

日 時 2021年03月16日(火) 12:00 より 13:00 まで
講演者 近添淳一 准教授
講演者所属 生体機能情報解析室
場 所 Online (Zoom)
お問い合わせ先 近添淳一 (生体機能情報解析室 内線:7845)
要旨

生体機能情報解析室では、神経科学研究から得た知見を、臨床応用や人工知能研究に結びつけることを目指して技術開発を続けてきました。トークの前半では、技術開発における成果として、脳の局所情報からの全脳情報の解読(博士研究員:Balbirさん)、認知過程の時系列情報の解読(院生:小山さん)、robustな機能的結合解析法(技術支援員:西山さん、成田さん、院生:吉本さん)についてご説明します。これに関連して、生体恒常性発達研究部門の揚妻先生と行ったコラボレーション(技術支援員:畔柳さん)についても触れたいと思います。また機械学習を用いて行った研究として、島皮質における基本味覚の弁別能(近添)、内的状態の変化に伴い柔軟に変化する脳内表象(院生:吉本さん)の研究を紹介します。トークの後半では、油絵や音楽の価値を判断する人工知能(博士研究員:Phamさん)のお話を中心に、fMRI研究における深層学習の応用可能性と、人工知能研究に対するfMRI研究の貢献についてお話ししたいと思います。