日 時 | 2021年05月20日(木) 12:00 より 13:00 まで |
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講演者 | 村田和義先生 |
講演者所属 | 生理学研究所 生体分子構造研究部門 |
場 所 | Online (Zoom) |
お問い合わせ先 |
細胞生理研究部門 生命創成探究センター 温度生物学研究グループ 曽我部隆彰 |
要旨 |
4月から発足しました生体分子構造研究部門では、主にクライオ電子顕微鏡法(以降、クライオ電顕)を用いた生体分子、特にタンパク質の構造解析を行います。これは2017年にノーベル化学賞のテーマにも選ばれた方法で、試料の結晶化や同位体ラベルなどを行わずに、タンパク質の構造決定が行える画期的な構造解析手法です。岡崎でも今年度、タンパク質の構造決定が可能なハイエンドのクライオ電顕の導入が予定されています。本セミナーでは、現在、生理研に設置されている200kVのクライオ電顕とこれから導入される300kVクライオ電顕では何が異なるのか、これらを組み合わせることでどのような解析ができるか、今後どのような研究が展開されるか、などをこれまでの成果を踏まえて紹介したいと思います。 |