| 日 時 | 2023年03月08日(水) 12:00 より 13:00 まで |
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| 講演者 | 山肩葉子先生 |
| 講演者所属 | 多階層生理機能解析室 |
| 場 所 | Zoomオンライン |
| お問い合わせ先 | 鳴島 円 |
| 要旨 |
私は1991年に留学中の米国ロックフェラー大学から、生理学研究所神経化学研究部門（小幡邦彦教授）に赴任しました。それまでの研究を継続・発展させようと、リン酸化による修飾、とくにカルシウム・カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII（CaMKII）による蛋白質リン酸化が脳機能に及ぼす影響について研究を行いました。また、柳川右千夫助教授（当時）の協力を得て、CaMKIIのリン酸化活性のみを不活性化したノックインマウスの作出に成功しました。その後、神経シグナル研究部門（井本敬二教授）に異動し、このマウスの行動を多角的に解析しました。現在では、この経験を元に多階層生理機能解析室（西島和俊教授）で、共同利用研究の方々と共に、様々なマウスの行動解析を行なっています。 今年3月末で定年退職を迎えるにあたり、生理研での研究生活を振り返ってみたいと思います。 |
