| 日 時 | 2023年09月19日(火) 12:00 より 13:00 まで |
|---|---|
| 講演者 | 大谷哲久 |
| 講演者所属 | 細胞構造研究部門・助教 |
| 場 所 | Zoomオンライン |
| お問い合わせ先 | 榎木亮介 (enoki@nips.ac.jp) 自然科学研究機構 生命創成探究センター バイオフォトニクス研究グループ 生理学研究所 バイオフォトニクス研究部門 (兼任) |
| 要旨 |
上皮組織は外環境から内部環境を保護するバリアとして働く。上皮組織は外環境に直接接するため、化学刺激や機械ストレスなどに晒される。これらのストレスは上皮バリアの破綻の原因となり生体恒常性の破綻を招く。このため、上皮バリアを損傷から保護する仕組み、また上皮バリアが損傷した際にはそれを速やかに検知し修復する機構が存在すると考えられるが、上皮バリアの恒常性が保たれる仕組みはこれまでほとんど明らかにされていない。我々は、1)密着結合が上皮組織の機械ストレスに対する抵抗性に重要であること、2)上皮バリアが破綻した細胞が細胞競合により排除されること、により上皮バリアの恒常性が保たれることを見出した。本セミナーではこれらの成果について紹介する。 Zoom： https://us02web.zoom.us/j/89917412888?pwd=OWRDV1RMWVk5UmpXeFFJTWl1UytuUT09 |
