日 時 | 2024年09月19日(木) 16:00 より 17:30 まで |
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講演者 | 森 進 教授 |
講演者所属 | ジョンホプキンス大学・医学部・放射線科 教授 |
場 所 | 生理学研究所 1F大会議室 |
お問い合わせ先 | 鍋倉 淳一 (nabekura@nips.ac.jp) |
要旨 |
MRIの画像撮影・解析技術は過去30年で飛躍的に向上した。その中核は「情報量の拡大」であった。より高精細に、そしてより多くのコントラストを通して生物学的情報量を増やしてきた。たとえば、拡散強調画像、DTI、Q-Ball、という開発の過程で1ピクセル当たりの情報量が拡大した。その一方で、過去10年はデータサイエンスが科学界を席巻している。そこでは、一検体あたりの情報量をいかに圧縮するか、という逆方向の作業が解析のコアとなることが多い。本講演では、逆行しているように見えるこの二つのフィールドで得た経験を紹介する。 |