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研究活動

Research

国際交流

 生理研においては,国際的研究機関として以下のような国際交流が盛んに行われています。生理研には外国人客員研究職員を招聘する制度があり,この枠組みを活用して一流の研究者が中長期滞在して共同研究を行っています。外国人客員教授には共同研究の実施の傍ら,若手研究者の教育等にも協力していただいています。2014 年度には外国人客員教授が 3 年の任期でPrincipal Investigator (P.I.)として運営する「国際連携研究室」を設置し,第二期の 2 年目となる 2021 年度も、引き続き,Denis Le Bihan 教授(フランス原子力・代替エネルギー庁・Neurospin,元Director)がP.I.として研究室を運営しています。その他,日本学術振興会外国人特別研究員の制度等を利用して,海外のポスドク研究者や大学院生が滞在しています。また,多数の留学生が総合研究大学院大学・生理科学専攻に入学し,生理研所属の大学院生として活発に研究活動を行っています。
 生理研の主要な国際交流活動のひとつとして,生理研国際シンポジウムが連綿と開催されています。生理研の教授がオーガナイザーを務め,海外、国内から一流研究者を招聘して行うものです。COVID-19拡大のため、2020年度から延期された第 51 回生理研国際シンポジウムは,2021年12月6日- 8日の3日間,“Frontiers in Epithelial Cell Biology” と題し,オンラインにて開催されました (オーガナイザー:古瀬幹夫教授)(図1)。海外講演者 8 名と国内講演者 13 名に講演いただき,また,海外からの 7 題を含む 32 題のポスター発表が行われました。参加登録者は,海外からの 46 名を含む 154名でした。また,2008 年度より生理研研究会の国際版である国際研究集会が実施されていますが、2021 年度は実施はありませんでした。
 生理研は,Korea 大学医学部および Yonsei 大学医学部・歯学部(韓国),チュービンゲン大学 Werner Reichardt 統合神経科学センター(ドイツ),チュラロンコン大学薬学部(タイ),ニューサウスウェールズ大学医学部(オーストラリア),ニューロスピン(フランス),マギル大学(カナダ)の各機関と,国際学術交流協定を締結し,活発な相互学術交流活動を行っています。2021年度には、チュラロンコン大学薬学部との学術交流協定の期間延長のための調印式をオンラインにて実施しました(図2)。また、COVID-19拡大の影響により、オンサイトでの国際交流は難しい状況が続いている中、3 件のオンラインでの合同シンポジウムを、Korea 大学医学部および Yonsei 大学医学部・歯学部(2021年11月16日)(図3)、マギル大学(2022年1月12-13日)(図4)、チュービンゲン大学 Werner Reichardt 統合神経科学センターおよび北京大学(2022年3月7日、10日)と、多数の参加者を得て開催しました。2022 年度はCOVID-19 拡大の状況を注視しつつ,オンラインでの実施も視野に入れて国際交流活動をさらに活発化させたいと考えています。
 これら以外にも,生理研内の予算や自然科学研究機構のプロジェクトの予算,および外部から獲得した各種研究費を使用して研究者を招聘もしくは派遣し,多数の国際共同研究を実施し,優れた成果を挙げています。



Fig1.InternationalSympo
 

図 1   第51回生理研国際シンポジウム

 

Fig. 2Chulalongkorn.jpg
図 2 チュラロンコン大学との学術交流協定の期間延長のためのオンライン調印式


Fig.3korea Yonsei
図 3 Korea 大学および Yonsei 大学との合同シンポジウム


Fig4McGill
図 4    マギル大学との合同シンポジウム