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共同利用研究

Joint Researches

超高圧電子顕微鏡 共同利用実験 2010年度

生理学研究所に超高圧電子顕微鏡(H-1250M型)が,1982(昭和57)年3月に導入されている。生理学研究所の超高圧電子顕微鏡 は,1,000kV級の装置で,医学生物学用に特化した装置として我が国唯一であるので,設置当初より全国に課題を公募して共同利用実験を行ってきた。最 近は「生体微細構造の三次元解析」「生物試料の高分解能観察」「生物試料の自然状態における観察」の3つのテーマを設定している。設置以来の生理学研究所 の超高圧電子顕微鏡の平均稼働率は,約80%に達している。全利用日数の約半分を所外からの研究者が使用しており,1,000kV級超高圧電子顕微鏡の医 学生物学領域における日本でのセンター的役割を果たしてきた。21年度も,14課題が同機器を用いて研究を遂行した。

2010年度採択表

No. 研究課題名 氏  名
1 Investigation of the morphological map in cultured astrocytes after treatment of potassium cyanide treatment RHYU,Im Joo
Kroea University・Department of Anatomy,College of Medicine
2 脂肪滴と細胞小器官(特に小胞体)との立体的関係についての細胞化学的研究 野田 亨
藍野大・医療保健
3 細胞膜タンパク質や細胞骨格などの超高圧電子顕微鏡による3次元画像解析 遠藤 泰久
京都工芸繊維大・大学院工芸科学研究科
4 嗅覚系における新生ニューロンの遊走と分化に関する三次元的構造解析 清蔭 恵美
川崎医科大
5 嗅球ニューロン・グリアの三次元構造解析 樋田 一徳
川崎医科大
6 精神疾患モデル動物を用いた脊髄内運動ニューロンの形態変化(継続) 坂本 浩隆
岡山大・大学院自然科学研究科
7 バクテリア細胞内クロモソームDNAの立体構造の解明 金子 康子
埼玉大・教育
8 超高圧電子顕微鏡を使ったバクテリアセルロース合成機構の解析 峰雪 芳宣
兵庫県立大・大学院生命理学研究科
9 神経前駆細胞からの神経細胞新生時の細胞微細構造の観察 小曽戸 陽一
独立行政法人理化学研究所・発生・再生科学総合研究センター
10 細菌べん毛基部体の細胞内構造の立体観察 難波 啓一
大阪大・大学院生命機能研究科
11 ヒストンタンパク質を持たない原生生物渦鞭毛虫類の染色体構造の解析 洲崎 敏伸
神戸大・大学院理学研究科
12 骨格筋トライアドジャンクションの三次元構造解析 國安 明彦
熊本大・大学院医学薬学研究部
13 超高圧電子顕微鏡を使った微小管・アクチン・膜系ダイナミクスの解析 唐原 一郎
富山大・大学院理工学研究部
14 異常タンパク質の蓄積による粗面小胞体の三次元構造変化 東 華岳
岐阜大・大学院医学系研究科
15 細胞質細胞骨格の空間構造の解明 臼倉 治郎
名古屋大・エコトピア科学研究所
16 電気シナプスを形成した網膜及び脳ニューロンの樹状突起の構造 日高 聡
藤田保健衛生大・医
17 3-diemensional analysis of mitochondrial formation dependent on the status of p53 tumor suppressor protein in human colon cells grown as spheroid Young Rok SEO
Kyung Hee University・School of Medicine
18 3-D Reconstruction of Plastid Crystalline Bodies during C-3 Cellular Differentiation InSun Kim
Keimyung University・Biology Department
19 AAAシャペロンによる細胞内構造形態制御機構の解明 小椋 光
熊本大学・発生医学研究所
20 Ultrastructure of Alzeheimer's Disease in a Drosophila melanogaster Model Sung Sik HAN
Korea University・School of life Sciences and Biotechnology
21 鼻腔粘膜上皮細胞内の滑面小胞体についての超高圧電子顕微鏡を用いた三次元解析 高見 茂
杏林大・保健


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