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心循環シグナル研究部門

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研究部門メンバー

心血管機能計測技術を用いた高次生命機能の理解と医療への応用

全身の血液循環機能は主に心臓・骨格筋・血管によって制御されており,これら筋組織は横紋筋(心筋と骨格筋)と平滑筋から成り立っています。私たちの部門では,筋細胞が様々な環境ストレス(主に力学的負荷)に対して適応または適応できず筋不全に陥る仕組みを,個体から臓器・組織・細胞まで幅広い心血管計測技術を用いて統合的に理解し,実用化(創薬)につなげることを目指しています。また,損傷を受けた筋組織が再生・修復する機構についても研究しており,難治性の筋萎縮性疾患克服に向けた新たな治療戦略の開発を目指しています。さらに,運動機能と心血管機能の非侵襲的計測技術を組み合わせることで,多臓器連関による心循環恒常性維持機構の解明を目指した包括的な研究にも取り組んでいます。こうした研究を推進するため,当部門では図に示すような技術・装置を整備しています。

  1. 非侵襲的心循環機能計測技術 マウス・ラット用心エコー装置,マウス用ドップラー血流測定装置,マウス用自動運動量計測装置,強制運動量計測装置,マウス・ラットTail-cuff 装置,マウス血圧テレメトリー装置
  2. 侵襲的心機能計測技術 ランゲンドルフ灌流装置(ラット・マウス),マウス圧-容積(P-V loop)測定用カテーテル
  3. 初代培養細胞単離・実験技術機械伸展装置,Ca2+イメージング,FRETイメージング,共焦点レーザー顕微鏡,パッチクランプ,プレートリーダー(BRETイメージング,タンパク質翻訳後修飾解析)

 

図 心血管機能測定システムとこれらを利用した研究の概要

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代表的な論文情報

*A Nishimura et al., Sci. Signal. 11, eaat5185 (2018)
*T. Akaike et al., Nature Commun. 8(1):1177 (2017)
*T. Shimauchi et al., JCI insight, 2(15). pii: 93358 (2017)
*S. Oda et al., Sci. Rep. 7(1), 7511 (2017)
*T. Numaga-Tomita et al., Sci. Rep. 6, 39383 (2016)
*A. Nishimura et al., Sci. Signal. 9, ra7. (2016)
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