Research

研究活動

産学連携

概要

生理学研究所では産学連携研究を積極的に推進しています。特に分子から個体までのシームレスな生体イメージング、電気生理学的データの計測と解析と評価、および、モデル動物の作成に強みがあり、産学連携マッチングを探索しています。また、その他にもさまざまなシーズがあります。企業と共同での国のプロジェクト研究費申請も積極的に行っています。興味がある企業の方はぜひご連絡ください。

本部の産学連携HP

https://innovation.nins.jp/

お問い合わせ先

nips-sangaku@nips.ac.jp



 
社会連携トレーニングコースを立ち上げました!


生理学研究所は2022年度より、企業研究者の方を対象とした【社会連携トレーニングコース】を実施することになりました。
社会連携トレーニングコースでは、世界トップレベルの研究を推進する研究者が自ら、その専門領域の研究技術をレクチャーします。
信頼性の高い研究成果を得るためには、適切な方法で研究を行うことや結果を正しく解釈することが必要です。
私たちはこの社会連携トレーニングコースを通して、生理学領域における産業界の研究力強化の一端を担っていくことを目指しています。

2022年度(2023年1月~2月開催)の受講者を募集しています

2022年度は、6つのコースを用意しています。 詳細は各コース紹介をご覧ください。

コース案内

・コース1   マウスの基本的実験手技と学習・記憶行動解析 【 選べる4日間 】
・コース2   覚醒下動物からのin vivo神経活動記録 【 半日オンライン&3日の選べる実習 】
・コース3   スライスパッチクランプ法を用いた神経活動・シナプス・回路解析 【 選べる日程:2~4日間 】
・コース4   クライオ電子顕微鏡によるタンパク質の単粒子構造解析 【 4日間 (1日のみの参加OK) 】
・コース5   シグナル伝達のライブイメージングと光操作 【 選べる2日間 & 2日間 】
・コース6   ヒトの脳波同期ネットワークのデータ解析 【 完全オンラインの3日間 】


【受講料】
 1 日1人 25,000円(税込)
※日数はコースごとに異なります。
※夏季に開催してきたアカデミア向けトレーニングコースは、2023年度より企業研究者の方の参加条件が変更される予定です。

【新型コロナウイルス感染症への対応】
◆新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、開催を中止させていただく場合がございます。
◆講師が新型コロナウイルスに感染した場合及び濃厚接触者となった場合は、開催を中止または延期させていただきます。


コース1  マウスの基本的実験手技と学習・記憶行動解析 【 選べる4日間 】

日程 : 2023年1月31日(火)~2月3日(金) ※1日のみの参加もOK
場所 :生理学研究所(岡崎市明大寺町字西郷中38, 岡崎市明大寺町字東山5-1)

pdf.png詳細はこちら


お申込みはこちらから(申込締切:2022年12月31日)

概要
本コースでは、多岐にわたる研究に用いられるマウスを対象とした実習を行います。
1日目は「基本的手技」を1日かけて実習します。14の実験手技の中から、受講者のニーズが多いものを事前に伺い、実習内容をカスタマイズします。既にマウス実験を行っている方にとっても、新しい手技を身につけたり、現在使用している手技を確認・見直す機会としてご利用いただけます。
2日目~4日目は、遺伝子改変や薬物投与の影響を調べるために欠かすことのできない学習・記憶行動解析について、基礎的な実習を行います。3日間のコースとして4種類の行動解析を行うスケジュールを組んでいますが、特定の日のみの参加も可能です。また、これら以外に、受講者の希望の多い行動解析を実習に加える、あるいは組み換えることも可能です。


お勧めする対象:
実験マウスの基本的な取り扱いを学びたい方
マウスの実験手技や行動解析について学び直したい人
これから学習・記憶に関わる行動解析を始めたいと考えている方

習得できる技術:
microscope.png 実習を受けたマウスの手技
microscope.png 実習を受けた行動解析テストの実施・解析方法

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コース2  覚醒下動物からのin vivo神経活動記録 【 半日オンライン&3日の選べる実習 】

日程 : 2023年1月16日(月)、1月23日(月)~1月25日(水) (1月16日の内容はオンデマンド聴講可)
場所 : 生理学研究所(岡崎市明大寺町字西郷中38)

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お申込みはこちらから(申込締切:2022年12月31日)

概要
げっ歯類(マウス)、霊長類(サル)を用いた慢性実験の実習コースです。 覚醒下の実験動物に様々な課題を遂行させ、その際の神経活動を記録・解析する手法(慢性実験)は、神経回路が実際に生体内でどのように働いているのかを解明する強力な手段です。覚醒下記録は主に霊長類を用いた実験手技として発達・洗練されてきたのですが、げっ歯類にも応用可能で、特に遺伝子改変動物を用いたin vivo記録は、物質と行動との間をつなぐ重要なステップです。
このような実験技術は各研究室で手から手へと受け継がれることが多く、体系立てて習得する機会が少ないのが現状です。丁寧に基本的な所から実習を行いますので、慢性実験を始めようとされている方は、ぜひこの機会をご利用ください。


お勧めする対象:
覚醒下記録を始めたばかりの方
慢性実験をこれから始めようとする方
実験動物の基本的な取り扱いを学びたい方
神経活動記録について知りたい方
疾患モデル動物から記録をしたい方

習得できる技術:
microscope.png 実験動物からの神経活動記録に必要な基本的技術
microscope.png マウス、サルなどの扱いに関する基本的技術

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コース3  スライスパッチクランプ法を用いた神経活動・シナプス・回路解析 【 選べる日程:2~4日間 】

日程 : 2023年1月~ 2023年2月 (日程と日数は個別に調整します)
場所 : 生理学研究所(岡崎市明大寺町字東山5-1)

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お申込みはこちらから(申込締切:2022年12月31日)

概要
本コースでは、パッチクランプ実験の原理を理解すると共に、スライスパッチクランプ法を自身の研究目的に即して実際に適用できるようになることを目標とした実習を行います。主な実習可能な内容としては、「マウスやラットの脳スライス標本の作製」「current clamp法ならびにvoltage clamp法を用いた神経細胞の発火活動やシナプス電流の記録」「データの解析方法の概説」「バイオサイチン染色法」「チャネルロドプシン光刺激法」等があります。実習内容の詳細は、受講者が決まってから別途打ち合わせを行って調整していきます。


お勧めする対象:
スライスパッチクランプ法を新たに導入することを考えている方
パッチクランプ実験で特に習得したい実習内容がある方

習得できる技術や実習の目標:(※選択する受講内容によって変わります)
microscope.png パッチクランプ実験の原理の理解
microscope.png 実験用セットアップの構築
microscope.png スライスパッチクランプ法を各自の研究目的に即して実際に適用できることを目指します
microscope.png 自社で今、必要な技術を集中して受講することも可能です

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コース4  クライオ電子顕微鏡によるタンパク質の単粒子構造解析 【 4日間 (1日のみの参加OK) 】

日程 : 2023年1月16日(月)~1月19日(木) ※1日のみの参加もOK
場所 : 自然科学研究機構明大寺キャンパス(岡崎市明大寺町字西郷中38)
協力 : 自然科学研究機構生命創成探究センター
    本コースは自然科学研究機構生命創成探究センターが所有するクライオ電子顕微鏡を利用します。

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お申込みはこちらから(申込締切:2022年12月31日)

概要
クライオ電子顕微鏡によるタンパク質の構造解析を、実際の操作を通して習得するコースです。
自然科学研究機構のクライオ電子顕微鏡施設は、2022年3月に構造生命科学分野における世界でも最先端レベルの設備として300kVクライオ電子顕微鏡(TITAN Krios G4, TFS社)とクライオ電子線トモグラフィー試料作製装置(Aquilos2, TFS社)を導入しました。
本コースでは実際にこれらの装置を用いて、一通りの体験ができる構成にしています。1日のみの参加も可能ですが、クライオ電子顕微鏡の利用をご検討の方は4日間の参加をお勧めします。


お勧めする対象:
クライオ電子顕微鏡を用いたタンパク質複合体の構造解析をご検討中の方
結晶化ができないタンパク質複合体の構造解析をご検討中の方

習得できる技術または目標、ゴール等:
microscope.png クライオ電子顕微鏡のための試料作製
microscope.png クライオ電子顕微鏡の操作
microscope.png 単粒子構造解析
microscope.png クライオ電子顕微鏡マップ

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コース5  シグナル伝達のライブイメージングと光操作 【 選べる2日間 & 2日間 】

日程 : 2023年2月9日(木)~2月10日(金)、 2023年2月16日(木)~2月17日(金)※前半または後半のみの参加OK
場所 : 生理学研究所(岡崎市明大寺町字西郷中38)

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お申込みはこちらから(申込締切:2022年12月31日)

概要
前半(2月9日~10日)
海馬スライスの作製と遺伝子導入、および2光子蛍光顕微鏡や蛍光寿命イメージング法についての基本的な知識の習得を目指した実習を行います。2光子顕微鏡法は生体組織深部のイメージングに適しており、高空間分解能での蛍光観察や局所的な細胞刺激を可能にする手法です。さらに2光子顕微鏡を発展させたものとして2光子蛍光寿命イメージング顕微鏡があります。この顕微鏡を用いることによって、組織深部の細胞内の分子活性化や分子間相互作用を観察することができるため、細胞のいつ、どこで、どのような分子が働いているのかといった情報を知ることが可能になります。

後半(2月16日~17日)
マウスを用いて、生きた大脳皮質の微細構造を2光子顕微鏡で観察するために必要なopen skull法の習得、神経細胞・ミクログリアの形態イメージング、覚醒下での大脳皮質カルシウムイメージング、ホログラフィック顕微鏡を用いた多細胞活動操作を供覧いたします。


お勧めする対象:
2光子顕微鏡を用いた研究の導入を検討している方
2光子顕微鏡の活用できる研究領域を探索したい方

習得できる技術:
microscope.png 2光子顕微鏡を用いた生体脳の多細胞同時観察(形態・活動)技術と活動操作技術(後半の2日間)

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コース6  ヒトの脳波同期ネットワークのデータ解析 【 完全オンラインの3日間 】

日程 : 2023年1月23日(月)~1月25日(水)
場所 : オンライン開催( ZOOM )

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お申込みはこちらから(申込締切:2022年12月31日)

概要
本コースではヒトの脳波データを対象とした振動、同期等の脳のリズム現象とネットワークダイナミクスのデータ解析入門実習を行います。計算論と非線形動力学の観点に基づいた信号処理、時系列解析手法を用いて、安静時の多チャンネル脳波データを解析し、脳の振動同期ネットワークのダイナミクスを定量化、可視化します。既存の解析ツールをそのまま使うのではなく、簡単なプログラミングを行って自分の解析ツールを作り、脳波のプリプロセッシングと位相同期解析のプログラミングが自分でできるようになることを目指します。また、基本的な解析パイプラインに加えて、関連する数理、及び、脳波同期研究の神経科学的な背景を理解することも目指します。


お勧めする対象:
脳波のデータ解析を学びたい方
脳波ネットワークダイナミクスと脳機能や病態との関連を知りたい方
脳波や生体信号のリズム現象の定量化を行いたい方

習得できる技術:
microscope.png脳波位相同期ネットワーク解析
microscope.png脳波時間周波数解析
microscope.png脳波プリプロセッシング
microscope.png脳波解析プログラミング

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